アメリカに売っている鮭はいろんな種類があって、王道はキングサーモンとか、紅鮭(ソッカイ)とか。けど、割と脂分が多い感じ。で、わたしが好きな鮭はKeta Salmon(ケタ)です。これは、日本の塩鮭と同じもので、塩でしめると日本のお弁当に入っている鮭のいい感じなものに、なるわけです。脂分がすくないので、ベタつかなく、おにぎりに非常に向いている。
アメリカの人たちは脂分が好きなので、このケタ・サーモンは、余り歓迎されないので、売ってる店も少ないし、売ってる期間も少ない。
ところが!年に一度この鮭の天然のもの7月の上旬に普段の3分の1の値段で売り出すチェーン店のスーパーがあり、わたしはこの日は、前の日から包丁をとぎまくり、大量買いして、ひたすら鮭を捌いては、包み、捌いてはつつみ...を繰り返します。20kgくらいは普通に捌いていると思う。30kg捌く時も普通にある。鮭の行商の人かよ。(←自分で突っ込んでおきました)
今年もそのシーズンが来たのですが、7月上旬が忙しく、なんと買い逃し...。えっ...。そんな大きなミスをしてしまったと思うわたし。落ち込む...。
あわててチェーン店のスーパーに電話をかけまくったら、一つの店舗が
「大丈夫だよ。2週間後にまた同じセールするよ」
と教えてくれました。ほっ。Wild(天然)の鮭のセールは本当にすくないので、これを逃すわけにはいかない。
昨年はパウンド4.99ドル(450gが510円ほどだった。)けど、今年はさすがに、5.99ドルになっていた。ということで手にいれた天然の鮭はこちら!
どん!
こんな感じでさばいていきます。ここに写り切らなかったのもあります。写真の奥のほうに、いっぱい積んであります。
これを捌いて、日系のおばーちゃんにもお裾分けです。渡が昔お世話になったいるので。
なかなか歳をとると、サーモンを捌いて塩で、締めてというのは、めんどくさいのですが、日系スーパーで売っている鮭は、切り身がこれでもか!!というくらい、薄いので、苦手なわたし。「あのぉぉ、カンナで削りました?」と聞きたくなるくらい薄い。なので、自分で捌いて、包んだら。まずは冷凍庫へ。凍らしてあげてから、わたします。持ち運びしやすいし、臭わなくて、焼く分だけひとつづつ出せばいいので。
フライパンで焼くから、おばあちゃんでもできるもんね。
おにぎりにすると、とびきりおいしい。あー。楽しい日だわ。