自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

コロナ禍で失ったもの

うちの周り、コロナの騒ぎはみんな忘れたの?と聞きたくなるくらい、マスク以外は普通になってきた。
 なので、自閉症の渡も様々な活動がはじまるので、きのう「チーム渡」のメンバーで会議。
息子の生活には、しっかりとコロナ禍が傷跡を残していった。
 何年も何年もかけて覚えた社会での生活(バスの乗り方やお店での振る舞い、外でみんなで出掛ける時のルール、挨拶の仕方等々)たーーくさんのことをたーーくさんの人たちに助けてもらって覚えたルールです。ハグの仕方、近寄っていい距離。社会で他の方達の協力があって覚えて、実行できていたことの損失の取り戻しが一番大変そう。また協力してくださる人を探しながらの練習をせねば...。できていたことの多くのことが、新しい社会生活で、変更になったし。なによりも変更が苦手な自閉症。また、一から振り出しに戻るです。
 ロックダウンが厳しかったカリフォルニア。そのために、喘息持ち、アレルギー持ちの渡は1年間3ヶ月、外に出ていないので、しょうがないですね。
今の状態は、わかりやすくいうと、森の中で動物と育った息子が、どのように、人間社会に復帰するか?に似てるwww  
母も嘆きたくなりますが、嘆いたところで、息子の練習がうまくいくわけもなく。私が、がんばるには、ガソリンが必要なので、みなさま、飲まれる時はいつでもお声掛けくださいませ。米国内、どこへでも参上いたしますwww