自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

理系の人とキキとララ(リトルツインスターズ)

渡がなぜか最近、キキとララ(リトルツインスターズ)にハマっています。大学でかわいい学生の子が持っていたのかもしれないし、ストーリーが単純だからかもしれない。

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彼は今日も開発リーダーに数学を聞いていて、その休憩時間にもキキとララの動画を観ていました。

大学生で、これかーと思いますが、彼の精神年齢は、たぶん5歳くらい。それで大学数学を解く訳ですから、アンバランスな発達な訳で。けど、学校の先生やセラピストの方達には、

「渡もそろそろ年齢相応のものを観たりするようにしましょう。彼は言語が遅れているので、少しづつまわりが支援して説明してあげれば理解しますし。」

とのことです。なので、いつもは幼いものを見てるとテキトーに、無視するのです。けど、今日は数学をがんばっていた事もあり、なんとなくちょっと「大変だなー…」という気持ちもわかったので、キキとララの話をしてみることをしました。

渡、知ってる?このキキとララはママが小さい頃に流行ってね。鞄とかハンカチとかキーフォルダーいっぱいグッツがあったんだよ。ママも集めて持ってたよ。

驚く渡。だいたいママに小さい頃があったと言う事が解ってないかも。我が家に私の子どもの頃の写真はないしねぇ。

さらに話しかける私。

キキとララって、リトツインスターズっていう名前で双子なんだよ。それでね。二人合わせるとお月様と同じ身長でね。星の国から来たんだよ。かわいいでしょう?

突然、横でそれを聞いていた、開発リーダーが飲んでいたお茶をのどにつめながら笑った。

あっ、しまった!私のイメージから、キキとララをのキャラクターグッツを持っているというのがおかしいんだ。いやー、これは、ちょっと恥ずかしかったかなぁ。と思い。

リーダー。そんなにウケなくてもいいじゃん。私も小さい時は子どもだった訳で、かわいい物も持つよ。

開発リーダーさらに笑う。相当ウケたらしい。

失礼だよ。私だって女の子だった時もあるんだよ。キキとララのクッキーとかもサンリオに売っていて、それを食べたりした時代もあるんだよ!!

開発リーダー。笑いが止まらない。笑いながら

クッキーですか!!それはすごい!

失礼だよ。なんで私がクッキー食べただけでそんなにおかしんだよ。

そのクッキーすごいんだよ。それなりにおいしかったよ。キキとララの等身大のクッキーでさ。かわいいんだよ。

今度は開発リーダー、すごく驚いて笑っている。

えっーーー!!等身大のクッキーですか?

うん。だってさ。小さいキキとララの人形がお店にあって、同じサイズのクッキーが中に入っています。って書いてあったもん。

開発リーダー、やっと笑いが収まって、冷静に話しだした。

ゆみさん、それ等身大じゃないです。嘘ですね。

と言われた。なんで私がサンリオの店でクッキー買った事が嘘なんだよ。

本当だよ。

あのね。ゆみさん、いま、キキとララの等身大って言いませんでした?

言った。けど、なんていうの?それは、そこにあった人形と同じサイズだよ。それが入ってたんだよ。袋の中に。だからさらに解りやすいように、具体的に説明してみました。

そうだよ。でね。たまに二つに割れていて、すごくその時は悲しいんだ。

リーダー話を始める

いえ。僕が言っているのは、等身大のクッキーを作る事は無理です。ゆみさん、言ったでしょう?

「キキとララは2人合わせて月の直径だ。」

ゆみさん、月の直径っていくらか知ってますか?

約3476kmで、ゆみさんに解りやすく言うと、地球の4分の1くらいです。ということは、キキとララは双子なので同じサイズだとして、1人1738kmというのが彼らの身長です。本州の端から端までが1220kmですから、キキとララの一人が横たわると本州がすっぽり見えなくなります。その等身大のクッキーって想像したらおかしくて。さらにウルトラマンだってひとひねりですよ。絶対にウルトラマンも勝てない。そんな恐ろしい人形のグッツを集めてたゆみさんって、なんだかゆみさんぽっいな、と。怖いですよ。そんな設定のキャラクラー。


今度は私が驚いた。そうか、月って地球から見てるから、なんとなく小さくみえてキキとララっていうのも小さいと思っていたけど、本当は、そんなに大きいんだ!!そう思うとなんだか私もおかしくなった。

ね、おかしいでしょう?

と開発リーダーが笑っている。たしかに、身長1738kmの設定のキャラクターって怖いかも。