自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

体が自由に動かせない時に使うスイッチ機能について

今日は、体に障害がある人たちが使えるスイッチ機能についてPHPのiTech Centerで見せてもらってきました。ここはParents Helping Parentsという親が親を助けるリソースセンターにこれがまたすごいところなんですよ。毎日イベントがあり、障害についてや、支援システム。法律について学びたければ、いくらでも学べます。ほんとこのNPOはすごいです。膨大なリソースもあり、障害に関する本だけでも5000以上はあるそうです。

さて、私達のVoice4uの次のバージョンは、iPadの画面に触れない人が、スイッチ機能でアプリを使う事ができるものです。なので、スイッチを見させてもらいました。。まーすごい種類のスイッチと多くの障害があるのに驚いた。なんとなく、障害のある人と学校で育ってない人は、子供は、普通に縫いぐるみをだっこして、かわいいってやってーというイメージがあります。私も渡を生むまではそういう思いがありました。けど、障害があるとういうこともままならない子供もいます。スイッチを使ってボタンを押してぬいぐるみが話したり、笑ったり、動いたりするのを喜ぶんですね。

一部を紹介。

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これは息を吹いてスイッチを作動させて、吸って止めるというものです。よーするに息ができれば、アプリを動かせる訳です。すごすぎる。

さらにこれは、黄色い棒を左からでも右からでもよこにスワイプするだけです。

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もっとすごいスイッチたちの紹介はこちらをクリック→Voice4uブログ

多くのスイッチをみていて思ったのは、私がもしスイッチ機能を使う立場だったらやっぱりどんな手段を使っても愛する人と話したいと思う。それは家族だったり、パートナーだったり、孫だったり、自分の兄弟だったりするんだろうけど。やっぱりスイッチ機能は必要です。リリースまでこぎつけられてよかったと思う。4月中に必ずスイッチ機能搭載のVoice4uを出します!