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休み中に大学生4年生の娘からいろいろな話を聞いたので、それらの話を少しづつ。彼女の大学は大学院に行く人が結構います。娘の学部は大学院がないので、多くの人は、他大学の大学院に進みます。彼女はアート(絵)の授業も取っているのですが、この絵の学部も舞台の学部も今の時代、大学院に進むにはオンラインでデータや書類や作品を送れないと行けません。数台は共有コンピューターがあるのですが、数台ではとても追いつかない。
なので、絵の学部の教授が、コンピューターの学部の教授に
うちの学科の生徒が大学院の願書を出すのにコンピューターがないと出せない。だからコンピューターサイエンスのラボに大量にあるマックのコンピューターを、うちの学部も使っていい様にして貰えないか?
と頼みに行ったそう。
ところがコンピューターサイエンスの学部では
うちの子達も大学院に行く子が多いしぃ。これ、コンピューター学部のコンピューターだしぃ。
と断られたそう。コンピューターサイエンス学部のコンピューターだから、頼みに来てるんじゃん!と怒りまくったアートの教授はその足で学長室に嘆願しにいったそう。
アート系の学部にもマックのコンピューターが使えるようにしろ!このままでは生徒は大学院に受験することすら困難。
と言うことを訴えると、すぐに学長が二つ返事でアート系の子専門のマックのラボが出来る事が決定。
どこまでお金あるねん!!
娘も
必要だけど、作るんだったら、4年前につくってほしかったよね。けど、私もうマックだしな。
と言っていましたが。こういう動きの早い大学は、やっぱり長く生き残っていく事でしょう。けど、アート系の学生の子達には本当によかったと思いと、残念だなということが一つありました。
香穂の学部の俳優学科は、カリフォルニア州内でも美人が多い事で有名。親がハリウッドのスターというのも結構いますし、遺伝子的にもすごい訳で。その子達は、舞台の練習が忙しいので、他の学部との交流チャンスは非常に少ないのです。特にコンピューターサイエンスの建物は、舞台とは少し離れているので、ほとんど交流がない。けど、このコンピューターの教授が
いいよ。うちのコンピューター。どんどん使ってくれれば!
と言ってくれれば、綺麗な子達がわやわやといっぱいコンピューターサイエンス学部のラボにやって来たと思う。さらに彼女達は、性格もいいし素直だけど、コンピューターにそんなに強くないので、
「どうするの?どうやって使えばいいの?」とか、聞かれてすごい出会いもあったのに...。なんだか、かわいそうな気がした。この教授が生徒達の出会いをかっさらって行った気がするのは私だけだろうか?
まー、そんなに甘くないのが、大学生の生活だよな。と娘の話を聞いて思っておりました。