自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

甥っ子の滞在

甥っ子が2週間滞在しています。私は、仕事やら渡の大学やらでばたばたとしております。甥っ子と同じ学年の男の子がボランンティアを名乗りでてくれて、2人でシリコンバレーで活躍する日本人の方達の話を伺っております。濃い2週間ですね。

シリコンバレーの人たちに会った甥っ子の感想の一部。

本当に筋がびしっと通っている人たちに会えて良かった。

好きなことをして行くという気持ちの強さ。

などなどです。

あと自分の会社を悪く言う人が少ないのもシリコンバレーかも。

自分のすべきことを提示されて、ネゴシエーションして、合意して、自分が会社の何に貢献しているのか?を明確にしてから働くシリコンバレーですので、自分のすべき事、自分の目標、それを達成する場所が会社である事が多いからでしょう。

移民である日本人がアメリカでずっと暮らすというのは力も信念も必要です。シリコンバレーは特に

「周りに合わす。」

ということができません。人種があまりに多種であるので、みんな一緒、という状況があまりない。各自が違うことをしている場合が多いからです。なので、どんな小さな事でも自分の意見と選択を常に自分の頭で考えて自分のしたい事を行って行かねばなりません。これはこれで疲れる人には疲れる事かもしれませんが、人に自分の人生を選択されるのが嫌いな人には、向いている場所です。

日に日にたくましくなっている甥っ子を目を細めながら見ている私です。