自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

Voice4uの進化と理系の花火の楽しみ方

出勤です。

私が出かけてる間にVoice4uは、どんどん進化しておりました。

開発リーダーから、休み中の報告を頂きました。

ー アンドロイド版で、簡単にアイコンやカテゴリーの並べ替えができたり(詳しくは→こちらをクリック

ー iOS版で新しい絵が15枚増えていたり。(詳しくは→こちらをクリック

ー コピー機能がさらにに使いやすくなったり。(詳しくは→こちらをクリック

ー 文の作り方のデモビデオが撮影されて、図解の手順があったり。(詳しくは→こちらをクリック)

たぶん、あまり寝ないで、仕事してた気配があります。最近、多くの方から、

「子供と対話ができた。」とか、

「子供が自分がすることを理解するようになりました。ありがとうございます。」

というメールを頂くと、嬉しくなってさらに際限なく働いてしまうリーダー。仕事が楽しくて仕方がないっていう感じです。

リーダーとは、仕事のレポートが終わってから、独立記念日は何してた?みたいな話になりました。

そんな私とリーダーの会話。

: 私たちはさー。花火を見てたんだ!やっぱりサクラメントの方でも見れたよ。リーダーはみた?

リーダー:見ました。

:えっーよかったね!!!私たちもちょっと離れてたけど、綺麗に見れた。リーダーはどこの花火みたの?

リーダー:どこのかは知りませんが、2kmほど離れた地点から見ました。


訳が分かんない。どこであげてる花火か解らないのに、なんで2km離れた地点とかわかるんだか。仕事し過ぎかもしれない。頭がおかしくなったかもしれない。と心配する私。

: リーダーさぁ。どこでやってる花火か解らなければ、何キロ離れてるってわからないじゃない?私は、「どこの花火」を「どこからみたのか?」を聞いてるんだけどさぁ.....。

リーダー: 距離は解ります。光ってからドンという花火の音が伝わるまでに6秒かかったんです。なので、ざっくり夏のちょっと高めの気温を考慮して音速を計算すると、約2kmだなってわかったんです。

: ......。(あきれる)

この人は花火みてても計算してるんだ。驚き。けどなんとか会話を続けようと試みる私。独立記念日は、アメリカ国旗の色である赤、青、白をつかっていろいろなものを飾るのが多いのです。たとえばホテルのお花もこんな感じです。

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なので、そこで話を広げようとした私。

: 花火にはさー、国旗と同じ配色の花火が結構あったよね。あれってすごいよね。

リーダー: .......そんなのありましたっけ?


花火ひとつをとってもこれだけ違う私とリーダー。

私は普通に感動し、リーダーは普通に計算してたんだと思う。

ここまで違う花火の見方と思って驚いた私。まだまだ違う事はたくさんあるんだろうなー。