自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

東日本大震災の支援金振込先~くりこま高原自然学校の活動~

いろいろな団体が義援金を募っていますね。素晴らしいことです。

さて、被災地ですぐに寄付のお金が活かされる団体を紹介します。

くりこま高原自然学校です。

実は私もいろいろな団体をみておりましたが、手数料ということで、10%や20%寄付を募っている団体自体が寄付金の一部を頂くと言うところが多いようです。多いところでは、30%などもあるようです。これも必要なことだとは思いますが・・。

ですが、私としては、寄付した全ての金額が被災地の方たちにすぐにお役にたつ所はないか?と思い、自分の気持ちを被災地の先生に伝えて、お伺いしました。

「それでしたら、まちがいなく有効にお金を使うのが、この団体では?」

ということでご紹介頂いたのが、くりこま高原自然学校


ここは、物資を買うのではなく、物資を確実に届けることに焦点をしぼっておられます。東北沿岸は、リアス式海岸の為に村が点在しています。これらの点在の村で車が流されたり、歩いて遠くの避難所に行けない方たちが村の会議室のような所に自主避難されているところもあります。この方たちは、政府が認識していないので、物資が届くことはまずないでしょう。

くりこまは、このような所にストーブを入れたり、燃料を運んだり。

寄付金は、そういう活動支援に使われます。

物資は、いろいろな所から来ますが、確実に届けなければ意味がありません。政府は物資の投下を積極的には行なっていませんので、東北沿岸の被災の方は、物資があってもどうしても届きにくい現状があるのではないでしょうか?

この学校の代表者の佐々木豊志さんの活動のブログはこちらにあります。(ちょっとカメラのレンズを拭いてくださいとお願いしたくなりますが...。それもできないくらいお忙しいのが伝わります。)

くりこま高原自然学校のブログはこちらです。


すごい活動ですね。行かれた先々で物資を引き渡したり、リクエストを聞かれたりして、写真をとられています。寄付したあとも活動をずっとみれますので、安心ですし、がんばろうという勇気を見てるほうも頂けます。写真の中には、ホームセンターの屋根の上に黄色い車があったりします。津波のすごさを改めて知りますね。

くりこま高原自然学校は、アウトドアの学校ですので、このスタッフの方たちの行動力と判断力が早い早い。自然相手だとすぐに判断しないと自分の命が危なくなるシーンも多いですから、日頃の訓練の賜物だと思います。

こういう動きをみると、嬉しくなります。

ぜひ皆様一度、くりこま高原自然学校のブログへおたちよりください。ご寄付を振り込んでいただければ、さらに嬉しいです。