自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

最近の渡を見てて思うこと~人が人の為に役に立つということ~

最近渡は、お手伝いができるようになりました。

小さなことは、買い物の荷物をもったりすることに始まり、毎週、何があっても忘れずに1週間に1回しか来ないゴミ回収の日にゴミをだしたり、掃除を手伝ってくれたり、私がもつのが辛いような重いものをもってくれたりします。

そのときに私が

「ありがとう。渡がいてくれて、よかったよ。すごく助かったよ。」

というと1秒くらいだけど、彼がすごくうれしそうな”ニタッ”とした笑い顔をします。

それを見てて思ったのだけど、渡のような知的障害のある子供は、私のような親は、

「助けてあげなくっちゃ。やってあげなくっちゃ。」

と思うのだけど、人間、やってもらうだけでは落ち込むと思う。


人が落ち込む時って

「私は迷惑ばかりかけている。社会で何の役にも立たない。」

って思うんじゃないかなー。と思います。

これは知的障害があったって、なくったって、同じじゃないかなーと思います。

渡のように知的な障害がある場合、私は渡にしっかり、

「あなたがいて、私は幸せだし、とても私の中で助けになっている。」

ということを渡が理解できるようにしっかり伝えていこう!と渡の笑顔をみて思った今日でした。