自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

お金の教育

アメリカに住んでいると「子供に対するお金の教育をどれくらいしたか?」というのよく耳にします。

日本人の場合は、節約というのを教える場合が多いですが、節約をしただけでは、お金の教育をしたことには、なりません。

私も日本人の両親に育てられているので、

こちらでいわれるような「お金の教育」を親から受けたことはなく、どうやって行うか?が大きな問題です。

渡は、生き物を大事に育てて売ることを目標にしようか?と思っていますが、香穂は、どうするか?で、同じ問題を抱えています。

私自身が、そういう教育を受けていないので、今、お金に関する本を読んで勉強していこうと思っています。

で、最近読んで、面白かった本がこれ。

が原書ですが、翻訳本は

この中に、

資産家の両親がしっかり子供を育てる場合、

1. 子供に両親が金持ちだと絶対に教えない

2. どんなに金があろうと、子供には倹約とけじめを教えること

3. 子供が大人になり、自己管理ができるようになり、

きちんとした職業について安定した生活を送れるようになるまで、

親が金持ちだと気づかせてはいけない。

と、いうのがありました。

これは、資産家でなくても、普通の家庭でも言えることです。

なおかつ、自閉症でも、どんな子供でもこれは鉄則ではないかと。

資産家以外に置き換えると、

1。「両親からお金は簡単に出てくる。」ということを教えてはいけない。

2。子供には、倹約とけじめを教える(自分の稼いだバイト料等を貯金するために親から、

お金をもらったりすることを倹約してるとは、いわない。)

3。子供には、「あなたは、お金の心配をする必要はないのよ。親がお金では苦労させてないんだから。」は、間違いで、

「あなたは、自分自身でお金を稼げる実力つけるために、親としてすべきことは、しっかり行ってあるので、お金では心配しないでいいのよ」

上記3つに置き換えることも可能かな。と思いました。

私は、まだどれも達成できていません。

この3つは自閉症の子供にも言えますね。高いハードルですが、少しづつでも教えていかないといけません。

うちの渡の場合、この1、2、3の大勘違いは

1、公共の場で、泣いて叫んで脅せば、お父さんがなんでも買ってくれる(パパは、渡に甘い。けど、ママは、厳しいので、ママには、しない。舐められてしまっています。パパ、がんばれ!:笑)

2、自分の物は、あげないけど、人の物は勝手に使う。欲しい物がある時は、お母さんの財布からお金をもらえばいい。

3、仕事の意味を理解していない。

長丁場になる目標です。