アメリカに住んでいると「子供に対するお金の教育をどれくらいしたか?」というのよく耳にします。
日本人の場合は、節約というのを教える場合が多いですが、節約をしただけでは、お金の教育をしたことには、なりません。
私も日本人の両親に育てられているので、
こちらでいわれるような「お金の教育」を親から受けたことはなく、どうやって行うか?が大きな問題です。
渡は、生き物を大事に育てて売ることを目標にしようか?と思っていますが、香穂は、どうするか?で、同じ問題を抱えています。
私自身が、そういう教育を受けていないので、今、お金に関する本を読んで勉強していこうと思っています。
で、最近読んで、面白かった本がこれ。
The Millionaire Next Door: The Surprising Secrets of America's Wealthy
- 作者: Thomas J. Stanley,William D. Danko
- 出版社/メーカー: MJF Books
- 発売日: 2003/09
- メディア: ハードカバー
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が原書ですが、翻訳本は
- 作者: トマス・J.スタンリー,ウィリアム・D.ダンコ,Thomas J. Stanley,William D. Danko,斎藤聖美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本
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この中に、
資産家の両親がしっかり子供を育てる場合、
1. 子供に両親が金持ちだと絶対に教えない
2. どんなに金があろうと、子供には倹約とけじめを教えること
3. 子供が大人になり、自己管理ができるようになり、
きちんとした職業について安定した生活を送れるようになるまで、
親が金持ちだと気づかせてはいけない。
と、いうのがありました。
これは、資産家でなくても、普通の家庭でも言えることです。
なおかつ、自閉症でも、どんな子供でもこれは鉄則ではないかと。
資産家以外に置き換えると、
1。「両親からお金は簡単に出てくる。」ということを教えてはいけない。
2。子供には、倹約とけじめを教える(自分の稼いだバイト料等を貯金するために親から、
お金をもらったりすることを倹約してるとは、いわない。)
3。子供には、「あなたは、お金の心配をする必要はないのよ。親がお金では苦労させてないんだから。」は、間違いで、
「あなたは、自分自身でお金を稼げる実力つけるために、親としてすべきことは、しっかり行ってあるので、お金では心配しないでいいのよ」
と上記3つに置き換えることも可能かな。と思いました。
私は、まだどれも達成できていません。
この3つは自閉症の子供にも言えますね。高いハードルですが、少しづつでも教えていかないといけません。
うちの渡の場合、この1、2、3の大勘違いは
1、公共の場で、泣いて叫んで脅せば、お父さんがなんでも買ってくれる(パパは、渡に甘い。けど、ママは、厳しいので、ママには、しない。舐められてしまっています。パパ、がんばれ!:笑)
2、自分の物は、あげないけど、人の物は勝手に使う。欲しい物がある時は、お母さんの財布からお金をもらえばいい。
3、仕事の意味を理解していない。
長丁場になる目標です。