自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

引越し説明会

渡の学校が引っ越しするので、12月4日に説明会がありました。引越しするのは、高等部、中学部です。

次の学校は、キリスト教系の私立の普通校とのメインストリームがあり、渡はその学校でも授業を受けることになります。

先生が一通り説明します。



  • クラス内では、引越しについてのソーシャルストーリー(段階だてて説明するもの)が行われていること
  • 来週は、新しい学校に遠足に行くこと
  • 変化に苦手な子供は、すぐに申し出てほしいこと(引越しに関しての個別プログラムをすぐに作ること)
  • 通学バスに関しては、全て担当のBさんが手配を行ってくれること
  • 家での変化があったら、すぐに知らせてほしいこと


等が話されました。

あとは、順番に一人一人の子供たちの親から、心配事を聞き出してゆきます。

他の両親は、

「引越しに耐えれない場合は?前の学校にもどりたいって、泣いたらどうするか?」

とかの質問が出ました。

私の番です。う~~ん・・実は無い。というのも、私はここまで手厚くケアをしてくださるとは思っていなかったので、前もって新しい学校の近くを渡と遊びに行ったりしてました。

それに、渡は、小学校に通うようになった頃から、サンタクララカウンティの予算の減額の影響をうけ、学校の引越しなんていうのは、山のように体験し、すっかり慣れっこ。


さらに、自閉は環境の変化が苦手というのがわかっていた私は、昔から、とにかく

「コントロールの効くサイズのうちに・・。」

と抱きかかえられる頃から、バンバン旅行につれてゆき、キャンプも体験させ、スキーも行き、ホテルや驚くような安いモーテルも、ガンガンとまり・・。

みたいな、ジプシー生活をしているので、渡にとっては別に大きなことじゃないようです。渡は学校の近くに図書館があり、その図書館は、機関車トーマスの揃えがいいことをチェック済み。

先生には、

「図書館にいこうね。」

と逆に説得しているくらいです。我が家だけが、妙に引越しを喜んでいる感じの打ち合わせでした。

1月には、新しい場所での学生生活だね。がんばろうね。渡!