自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

鹿児島大学ツアーお手伝い最終日

朝から、鹿児島大学主催の日米未来フォーラムのお手伝いに行ってきました。

今日は、このフォーラムで、学生さんたちが、ツアーの感想、このツアーで得たものという内容で、各自がスピーチをします。

私は、毎回ツアーのお手伝いでは、これが、緊張します。数日一緒にいると、まるで自分が学生さんたちの身内になった気分になってきてしまうので、学生さんたちの緊張などが、バンバン伝わってきます。

「どうか、あがらずに、やってね。いつもどおりにすればうまくいくからね。」

とまるで、祈るような気持ちで学生さんのスピーチを聞きます。

これは、わが娘のスピーチを聞くより緊張します。娘は、一人だし、もし失敗しても次の回も私が一緒に手伝ってあげれるからです。けどこの学生さんたちのスピーチは、私がたちあえるのは、最初で、最後。次は、ありません。

心臓が口から出そうなくらい、緊張します。けど、私が緊張しても、なにもならない。

ところが、みんな、緊張しながらも無事にやってのけてくれました。たしかに、つまったりした生徒さんもいて、あとから、失敗しちゃったといってましたが、いえいえ、スピーチは思いがつたわることが一番大事です。みんなの思いは、しっかり伝わりましたよ。

100名以上、知らない人がいる異国のホールでのスピーチです。すごい!よくやりました。このがんばった学生さんたちのお世話を数日できたことを、私は誇りに思います。すばらしい!みんなご苦労様でした、よくやりました。

スピーチがおわれば、イベントで、封切り前の映画上映です。

北辰斜めにさすところ」でした。丁度、日本語補習校がおわり、人が殺到してきます。香穂のお友達のお父さんに連れてきてもらって、無事到着しました。映画は、昔の感じで、なかなかイメージが難しい気もしましたが、個人的には、緒方直人が太ってがっかりでしたが・・わざと役つくりのためにこうしたのかしら?緒方拳の演技が、結構好きだった私は、どうしても緒方拳と比べてしまって、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。

夜は、学生の方たちと遅くまで打ち上げ。みなさん、お疲れ様でした。明日、無事に日本に帰れますように!