自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

スケジュール

渡の中学が決まりません。私がこだわるのは、スケジュール表。

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これです。渡は毎朝、今日のスケジュールを自分でノートに書き込み、自分で、確認しながら、一日を過ごします。ほとんどの学校で、一人一人のスケジュールはあるのだけど、それは、担任もしくは、助手の先生が書き込み、助手ができたものをひとつひとつ消してゆきます。これだと

「管理されている」

状態で、自分自身で、スケジュールを

「管理する」

のとは、随分意味が違います。

渡はヘタクソな字でこのように一日のスケジュールを書いています。

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ひどい学校になると、助手がその紙を持っているため、生徒が確認できないときもあります。渡の場合は、机の引出しにいれてあり、気になるときは、机の上において、常に確認してもいいようになっています。

中学に進学しているのに、スケジュールを

「管理されている」

のはどうしても納得がいなかい。

各中学の見学で、

「これは、渡は、自分で書いて自分で管理している」

と言うと、

「あっ、うちのクラスでもできるわよ」

というが、後日その学校にいっても相変わらず助手が管理している。

これは、後退だ。

自分のスケジュールを自分で認識して、管理してゆくのは、自立の上で、とても大事だと思う。