自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

結局・・

渡が学校を休みましたが、どうも喘息が出始めて、ご機嫌が悪い。こうなると、どこにでかけてもダメです。喘息に加え、どこかが成長している時もこういう状態になります。

たとえば、小さい時なら、歯が生えてくる時とか・・。第二次性徴が始まっている渡は、ホルモンバラスもうまくいっていないのかもしれません。

出かけることをあきらめて、メールをチェックすると、通信販売で買った渡のズボンや、お友達への誕生日プレゼントなどを、今日、UPS(日本の宅急便のようなもの)が配達してくれることがわかりました。なので、おこもりの今日も、ちょっとワクワクワクしながら、自宅で待機。すると、UPSがやってきました。UPSのトラック(写真)を見たとたん、ひとつ思い出したことがありました。昔パパが、出張先で、茶色のTシャツを買ってきて、着るなり、

「似合うだろう?似合うだろう?」

としつこいくらい、香穂、渡や私に、同意を求めていました。香穂も

「似合う。似合う」

と付き合っていたのですが、ちょっとうんざり気味。私にも何度も

「似合うだろう?似合うだろう??」

と言ってきたので、つい、

「うん!すごく似合っているよ!その濃い茶色がそんなに似合うのは、UPSのトラックとパパだけだよ!」

と言ってしまい・・。パパ、とても静かになってしまいました。ごめんね・・つい、本音が・・。