自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡のバスの障がい者パスの申請を先日しました。最終段階の面接日時が決まり、香穂もつれて、3人で、面接に行ってきました。係りの人は、渡が障がいがあるのか?を見ることは、もとより、彼は、付き添いが必要か?というのも、見ています。Care giverと言うらしい。

なんか、介護というより、Care giverというほうが、あたってるなと思った私。

係りの人は、渡に、名前や、電話番号、通っている学校、などを聞きました。すべてきちんとタイミングよく、正しい声のボリュームで、答えられて、シンシア先生のすごさを思い知りました。で、最後の質問で、

「渡、緊急の時はどこに電話するの?」という問いに、

「xxx-xxxx」

と私の携帯番号を言います。面接の係りの人は、

「渡。そうじゃなくて、ママがいなくて、本当に困ったときよ。」

と説明されても

「xxx-xxxx」

と答えています。私も親バカなのでつい横から、

「渡、ちがうよ。怖い人が来たときとか、困ったときとかさぁぁ」

と言うと、

係りの人は、

「いいのよ」

といいながら、

「困ったときは、911よね」

私は、がっくり・・。まだまだだな・・と思ったけど、友達に話したら、

「だけど、子供が困ったからっていって、突然、警察に電話したりしないよね。

やっぱ、子供はお母さんだよ」

といわれて、そういうもんか。。と思った私でした。