自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

きのうの学校の続き

頭ごなしに怒られて、わけがわからずパニックをおこして、両手を押さえつけられた生徒を見て、ショックを受けていた私ですが、先生は、私と話しているために、背中で起こったそのことに気がつかず・・。そのまま説明は、続き、今度はアカデミックな部分の説明です。ですが、ちょっと子供たちの実力よりも簡単な事をしている印象でした。

スケジュールやカリキュラムを聞いたのですが、それ以外に、ひっかかったのは、この学校は、カフェテリア(食堂)がない。なので、お昼はクラスで食べるそうで、他のクラスとの交流もないそうです。

メインストリーム(普通級へいくこと)は、体育のみということでした。

あと週に2回買い物にゆくそうで、その買い物のお金は、クラスワークなどをして、得たお金でするそうです。このやり方に私は、????が、たくさんつきました。勉強をして、お金がもらえる?問題を書いた紙を1枚して、小銭がもらえるそうです。私の意見としては、週に2回の買い物も授業を差し置いて、優先的にすることでなく、トランジションという、社会生活を学ぶ自立のプログラムがあります。福祉の係りの人と相談して、学校が終えた時間に行うそのプログラムで、その方たちと学ぶことのような気もします。渡は、現在、自転車にのって、近くのお店まで行って、お買い物をします。なので、このプログラムは、渡個人に対しては、少しあっていないレベルです。ちなみに、この生徒を押さえつけていた、ショックな光景をみたことは、サイコロジストに伝えました。サイコロジストは、そういうことを聞くと、対処義務あるので、対処してくれるでしょう。

続いて、低機能クラス。ここは、暴れる子供も、叫ぶ子供もおらず、みんなゆっくりと、おおらかにすごいしています。高機能のクラスが戦場のようだったので、のんびりしてしまいましたが、もう明らかに、多動の渡には、合っていないクラスです。渡が多動でなければ、いいクラスなんだけど・・・。だって、みんながゆっくり行動をしてゆくので、ここに渡が入ったら、多動で動きの早い渡が他の生徒さんにぶつかって、事故がおこりそう。