自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

学校見学part7

2校の見学を終えて、サイコロジストに感想を述べました。1校目は、やはりクラスのレベル的には、渡にあっているのだけれど、あまりにクラスの孤立化が学内で、進んでいるので、社会性に一番問題のある渡は、ちょっと向かないのではということをいいました。あと体育が、あれでメインストリームだというのは、私には、考えられないと。サイコロジストの方は、すごく正直に

「そうね。私もあれは、メインストリームとは、いえないと思う。」

と言われました。

2校目については、とてもすばらしいし、クラス自体が学校全体になじんでいるし、いいけど、あの多動がでてしまう渡が、このクラスにくるのはどうかと思う。と話しました。サイコロシストはここの部分も、私と同じ意見だと行ってくれました。このときに、私が苦手なサイコロジストだと、何校も見学にいくのは、めんどうだし、一応、渡がいくところがなくならないように、A校の席をあけてあるので、そこにいけと勧めるのだけど、この現在の渡のサイコロジストは、違った。

「お母さんが一番渡を知っているので、あなたが一番いいと思うところを探しましょう。学校は何度みてもいいんだから」

と確かにA校のほうは、昨年も見学しているクラスです。そのときも心にひっかかっていたのが、確かになったという感じでした。見学の日は、シリコンバレーでは珍しく、とてもとても冷え込む日だったのですが、外で、次はどこに見学にいくか、一緒に考えてくれました。ほんと、ありがたい話です。彼女には、

「私は、学校決めるとき、あなたにも意見を聞くだろうし、思ったことを正直に口にするので、これからも相談にのってほしい。本当にありがとう」

と伝えました。シンシア先生にも、見学の報告をすると話すと、

「もちろん。みんなで渡の学校を考えましょうね。」

ということでした。次は、1月末にもう1校見せてもらいますが、とても遠いので、サイコロジストは、そのことが気になるんだけど。といってました。とりあえず見学です。