自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

とっても不思議な学区の対応

渡が3年に一度の大きなIEPを控えています。これはトライアニュアルといい、サイコロジストが検査もします。

ところが、学区からは、検査依頼の音沙汰もなにもなく・・渡の誕生日は、5月なので、本来5月あたりに行われるようなっているはずなのですが・・。


ところが、やっときのうの香穂の卒業式の日に

「渡の学校に見学に行きたいのだけど。。」

と言ってきました。

香穂が姉で、今日卒業式だということは、電話をしてきた学区の人も、もちろん知ってのことです。同じ学区ですし、うちの学区はとても小さいし・・。

卒業式で私が自宅にいる訳ない時間にかけてきても、返答のしようがないので、本日学区に電話をしました。


学区のほうの言いたかったことは

「来週、渡のサイコロジストの検査をしたいので学校にいきたいのだけど・・」

ということでした。金曜日に次の月曜のアポをとるっていうのも。だって、渡の学校は、来週の水曜日で終わり。

来週かけてやりたいっていってもあと3日しかない上に、学年末なので、どこの学校もイベント等があります。しょーがないので

「じゃ、月曜日、誰が何時にくるか教えてください。これだけは、絶対に教えてください。」

って言ったら

「何時に誰がいくか?なんて、わからない。とにかく月曜日に渡の学校にいくから・・・。」

えっ?わからないの???そばやの出前よりすごい学区です。

いったいどういう計画を立てて運営してるんだか・・。



学区の担当の方は常に

「私たちは渡の親だと思って渡のことを真剣に考えている。」

とおっしゃるのですが、親だったら自閉症の子どもたち(渡のクラスメイト)が突然の訪問者や、関係ない人がわさわさと教室に入ってくるとパニックを起こす子供がいることくらい知っています。(うちの渡はわりと客人が好きなので平気ですが)けど、スケジュールの変更はあまりに好きではありません。

学区の人が親かー。すごい渡の親だなー。計画性もなく自閉症に接するなんて・・。渡もすごい親を持ったもんだ。

と思いながらその話を聞き・・。


あまりに私の不機嫌さが伝わったのか、再度電話をかけてきました。

何をいうのか?と思いきや、先ほどと同じこと。

「月曜日に学校にいくから。時間はわからないから。朝にEメールする」

ということでした・・。


なんだかなー。渡の校長先生、担任の先生、渡の学校で、スケジュールを組んでくださる方、受付の方等、全てにメールして、

「学区がこういうことを言っているのですが・・。」

というと、私の気持ちを推し量って

「わかったわ。月曜日は準備をしておくわね」

と言われました。実は月曜日は、私が頼んでいる行動のセラピストの方も渡を見学に来てくださることになっています。



まったくもってして、いつも急でドタバタとやっつけ仕事と思われても仕方がない行動に出る学区です。

困ったもんだ・・。