自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

瀧口範子さん

私が、ボランティアをしているJTPAのイベントで、瀧口範子さんと戸谷茂山さんの建築への思いという講演(というかディスカッション)に、参加してきました。瀧口範子さんは、行動主義レムコールハーツドキュメント

行動主義―レム・コールハースドキュメント

行動主義―レム・コールハースドキュメント

という本を書かれた著者です。

私は、建築はまったくわからない上に興味がないのですが、シアトルの図書館の話は、感動しました。<写真は、シアトルの図書館です。コールハーツが建築デザインしたものです>コールハーツという建築家は、とにかく、すぐにキレる。

瀧口さんいわく、きちんと通れるように、大きな道を綺麗に舗装して、歩けるようにしてあるところに、大きな岩をガンガンおとしてゆくような人、

というのが話を聞いていて、よくわかりました。

コールハーツは、本当に難しい人だけど、それゆえに、魅力的だし、なによりも才能があります。

それ以上に私が聞いてておもったのは、たぶん日本人で、コールハーツに密着取材して、ここまで本を書ける人っていうのは、瀧口さんしかいないのでは。。ということです。たぶん後にも、先にもコールハーツの密着取材をできるのは、瀧口さんのみだと思うので、この本は、貴重です。皆様もぜひ読んでみてください。

私はこの日に学習したことは、とにかくやってみる、粘り強く挑戦してゆく。岩があっても進もうとする力があれば、少しでも進めるんですよね。がんばりましょう、私も・・。

それにしても瀧口さんは、本当に魅力的な方でした。