私が、ボランティアをしているJTPAのイベントで、瀧口範子さんと戸谷茂山さんの建築への思いという講演(というかディスカッション)に、参加してきました。瀧口範子さんは、行動主義レムコールハーツドキュメント
- 作者: 瀧口範子
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2004/03/15
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 85回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
という本を書かれた著者です。
私は、建築はまったくわからない上に興味がないのですが、シアトルの図書館の話は、感動しました。<写真は、シアトルの図書館です。コールハーツが建築デザインしたものです>コールハーツという建築家は、とにかく、すぐにキレる。
瀧口さんいわく、きちんと通れるように、大きな道を綺麗に舗装して、歩けるようにしてあるところに、大きな岩をガンガンおとしてゆくような人、
というのが話を聞いていて、よくわかりました。
コールハーツは、本当に難しい人だけど、それゆえに、魅力的だし、なによりも才能があります。
それ以上に私が聞いてておもったのは、たぶん日本人で、コールハーツに密着取材して、ここまで本を書ける人っていうのは、瀧口さんしかいないのでは。。ということです。たぶん後にも、先にもコールハーツの密着取材をできるのは、瀧口さんのみだと思うので、この本は、貴重です。皆様もぜひ読んでみてください。
私はこの日に学習したことは、とにかくやってみる、粘り強く挑戦してゆく。岩があっても進もうとする力があれば、少しでも進めるんですよね。がんばりましょう、私も・・。
それにしても瀧口さんは、本当に魅力的な方でした。