自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

124年ぶり2月2日の節分

今年は124年ぶりの節分が2月2日だそうで、今年も恵方巻を作りました。

私が子供の頃は大阪でも恵方を向いて巻き寿司を丸かぶりとは言われなかった気がする。

けど、巻き寿司はよく食べたなぁ。ということで、今年の巻き寿司。

一人暮らしのお友達で、子供に携わる仕事をしている方がいるのですが、このコロカ禍で子供に会うこともできず...。さぞ寂しいだろうなーとおもったので、可愛くしてみました。すごく喜んでくださって。かわいい、可愛いということだったので、開発リーダーにもお裾分け。

同じ絵をつけたものをあげたのだけど、絵は1秒もみることなく、いれものをひっくり返して、中身を確認して、

「あっ!太巻きだ!やった!!!これ僕、すきなんですよねー」と言われた。

いやー、ちょっとは、絵も見てよ。

1月に飲んだワイン

うちの住むあたりは、ほぼほぼ一年、Stay homeが言い渡されて、ロックダウンのような感じです。途中チラッと出ていい時期もあったものの、レストランの屋外で営業できる時間が数週間あったかな?みたいな感じで、あとは、全てお持ち帰りのみ。いやーレストラン業界の人たち、もう大変だと思うわ。ということで、私自身も楽しみが半減したので、せっせとワインを消費しております。一月に飲んだワインはこちら。

おいしゅうございました。これくらいの楽しみがないとやってられん...。

読んだ本

噂の直木賞の本を読みました。昔は、直木賞は発表されるまで候補作品などもあまりマスコミにとりあげられることもなく、オール読み物に載ってきたのを読む感じでしたが、最近は候補の中から、いろいろ取り上げられたりするので、毎回直木賞を読む私としては、江戸ものだといいなーと思っておりました。話題性としては、加藤シゲアキが獲るのかな?ともおもっていましたが、ちがいましたね。

 

心淋し川 (集英社文芸単行本)

心淋し川 (集英社文芸単行本)

  • 作者:西條奈加
  • 発売日: 2020/10/02
  • メディア: Kindle版
 

 心淋し川(うらさみしがわ)

読んでいて、わりとたんたんと話はすすみますが、短編小説が集まっている感じなので、あっという間の読んでしまった。「差配の茂十の人生」が凄すぎました。

おすすめの一冊でございます。ちょっとネタバレ感もありますが、こちらにも書評があります。

realsound.jp

 

いろいろ思い出したこと

ちょっと、思い出したので、長いですが、記録しておきます。
私事ですが、1月23日(土曜日)母が亡くなりました。長い闘病生活を終えて、無事に虹の橋を渡りました。寂しいという気持ちよりも、今は、よく頑張ったなーという思いの方が強いです。私の母ですので(私のことをご存知の方は、想像しやすいと思いますが)わりとよくかっ飛ぶ行動をしておりました。
私が高校の時は、学校では原付バイクの免許の取得は禁止されておりました。けどクラスメイトで家庭の事情で、免許取得を許された子がいて、その子がうちの家にバイクで遊びにきたら、その子のバイクの鍵を取り上げて、バイクに乗って無免許で公道を走り、「バイクっておもしろいなぁ」と言い放ちました。母ごめん。もう時効だろうから書いてみた。母は、しばらくしたら、自分で勉強して原付バイクの免許を取得してました。
けど母は自転車も上手にのれないくらいの運動神経ゼロなので、家族中で反対し、バイクの購入は諦めてもらいました。
私が中学の時は、学校の近くにゲーセンがあり、そこに行動のあまり良くない生徒が集まってしまうというので、学校規則で中学生はゲーセンに出入り禁止にしようということがPTA会で可決されそうになりました。母は、
「ゲーセンってそんなに悪いところなん?何が悪いの??」と私に聞くのですが、私はゲームは興味もないので、行ったこともなく、
「さぁ....」ってこたえたら、私は制服のまま学校の帰りに、母にゲーセンに連れて行かれました。ビビった私は、
「いやぁ。お母さん。ここは制服で来るところじゃないし、私、ここにいるの嫌だな」と抵抗したものの、
「あんた、お母さんが行きたいって言うてんねんから、付き合いやぁ。ほんまノリの悪い子やなぁ」と、無理やりゲームをやらされて、もちろん母もゲームをし、
「これ、おもしろいなぁ。こんなん禁止する意味がわからん....」と言い出すような人でした。私はここからゲームが嫌いになりましたが、母は、PTAの役員をくじ引きで負けて、やっていましたので、
「あんなおもしろいものを禁止にするのは野暮ちゅうもんやわ。けど、家に帰らないで制服で学校の帰りにゲーセンいったら、面白いから帰りが遅くなったら、おかーちゃんは誰でも心配するやろ?それはあかんから、そしたら、私服やったらゲーセンいっていい、ということに校則を変えたらええねん」といいだし、結局、校則は制服で学校帰りにゲーセンは行ってはいけない、に落ち着きました。
私が小学校の頃は、まだ土曜日に学校が半日あった時代で、クラスメイトで両親が共働きで家に帰っても昼ごはんがない生徒がそれなりにいました。私が家に帰って、母からもらったお金で焼きそばの材料や、たこ焼きの材料を自転車で自分で買いに行ったら、呼べる生徒の数だけいくらでも家に呼んでいいという約束だったので、いつも土曜日は、たくさんの友達が我が家で母の作るご飯を食べてました。大人数になるとたこ焼きで、母が材料を大量に切っては、みんなで騒ぎながら焼いてました。
私がまだ小さく三輪車に乗っていた頃。私が三輪車でこけてしまい...。指の爪が割れて、そのまま病院に担ぎ込まれて、爪を抜くことになりました。お医者様から、
「お母さん、今からこの子、大声で泣きますから、押さえて!!!」と大声で指示されて、うちの母親は、先生が爪を抜く瞬間に、私の耳元で、
「あんた、泣かへんかったら、帰りにチョコレート買ったるわ」と言い放ち、私は
「えっ?この母が私にチョコレート買ってくれる??マジ???そんなことあるの?」と驚きすぎて、泣くのを忘れたという...。
右斜め上を行く行動をする母でしたが、23歳の時に、穏やかで、生涯で子供に一度もどなったことがない優しい私の父と結婚したのでした。母の一生に1回の満塁ホームランは、この結婚ですね。
小さい時から私が悪いことをすると「あんたそんなことしてたら、親の死に目に会われへんで」と脅しながら怒っていましたが、毎日母と過ごしていた私は、
「別に死ぬ時まで会わなくてもいいんじゃないの?」と思っていたのは、まだまだ子供のころのことでした。けど、私は、東京に嫁に行ったときに、親の死に目に会う事はないなと覚悟はしていました。
今回はコロナ禍ということもあり、家族で話し合い、私の帰省はなくなり、死目どころか葬儀にもでれませんでした。けど、まぁ、母は、「そんなこともあるだろうね」くらいなんだろうな。と思っています。おいしいものや、甘いものが大好きでお酒は一滴も飲めなかったので、今はどのお菓子から食べようと思っているんだろうなーとおもいつつ、母亡き後の雑務を家族で連絡を取りながら、こなしております。まぁ、私はアメリカなので、できることは少ないのだけど。
写真は、私のお友達からいただいたお花です。綺麗で見つめては、癒されております。ありがとうございます

コロナ禍でも会社で楽しめること

うちの会社は従業員の方々は、みなさん自宅からの仕事になり、役員だけが出勤です。

会社はがらーんとしてて寂しいし、テラスは青い空と白い壁で広いし。

ニュースみてても暗い...。なんか、手軽に遊べることをしたいなーとふと思った。あぁ、コマ鬼とか、小学生の頃やったなーと。独楽が回っている間、決められた陣地から陣地に移動できる、という遊び。鬼は、陣地以外にいるコマが止まっている子にデンをしたら交代。

あの頃は、遊びの天才だったなーと思い出していて、ふと、

「コマって今の年齢になっても回せるのだろうか?」

ということが気になって仕方なくなってきた。昔は簡単にできていたことができなくなるのが加齢というもの。コマがまわせなくなっていたら、悲しい。学校がおわったら、真っ暗になるまで、コマを回して走り回っていたあの時間。あのコマはもう回せないのか?もう年寄りになってしまったのか?どうでもいいことだけど、やはり気になって仕方がなかったので、日本にコマを注文してみた。ということで、日本から会社に配達された独楽。

で、回すところをリーダーに撮影してもらった。

さて、私は独楽をまわせるのか???


コマ回し

コロナ禍でのご飯

私たちの住む地域では、集中治療室の空きベット数が15%にならないと、レストランが屋外でも屋内でも営業できません。お持ち帰りのみです。こうなると会社の周りにはレストランがそんなに多くないので、ご飯時には激混みに。

待ち時間も長いので、そんなことに時間を費やすのは嫌で、リーダーに

「あのさー、鰻丼にしたらささっと食べれていいかも」と話して、うなぎを買ってきました。

で、開発リーダーも「それはいい案ですね!」と言いながら自宅からもってきたのが、これ。

山椒をいちから摺るんかい!!!

と思ったけど、いやいや、この鰻丼に山椒は最高でした。

美味しかった!ごちそうさまでした!

 

 

ヘアーカット

4月から、なぜか美容院も開店できない私の住む地域。

もうリーダーも渡も私自身も私がヘアーカットしております。

渡もなれたもので、「髪の毛を切ってー」と言いにきて、自分で折りたたみ椅子をだしてきて、しっかり準備。

リーダーも会社できるので、簡単。なるべく短く切ってくださいというので、きりまくりました。とにかくリーダーは髪の毛が多いので、大変。渡は髪の毛が少ないので、より多くみせるようなヘアーカットにせねばならず。リーダーは、髪の毛が少なく見えるようなカットに。美容師さんの苦労がわかるわー。真逆のヘアーカット。

私も髪の毛が多いので、疲れ果てるので、みんなとは別の日に、「えいや!」と気合をいれないと、時間がかかって切りにくい。

ということで、今月も三人分のヘアーカットが終了。

当分このヘアーカットは続くなーと思うコロナ禍のカリフォルニアです。

ジャム対決

会社にワトソンビルという街で売っているパンを買ってきたので、ジャムを作ってこようという話になり。東西ジャム対決になってしまった。けど、どっちも西の方出身なのですが。

私は珍しいものでジャムを作ってみようと思い、青ほおずきのジャムにした。

すっぱさと甘さが相まっていい感じ。よしよし、と思っていたけど、会社にいったら、リーダーがつくってきたものは、凄かった。

りんごとクランベリーとゆずのジャム。

クランベリーにゆずを入れるということを思いつかない私としては、驚きの味でした。クランベリーとゆずは合う。むちゃくちゃおいしかった。

完敗でございます。

ちょっと変わった食材

アメリカに住むとあまり日本で買わないような食材が結構あります。

たとえば、前回のティラピアもそうですし(鯛めしにしてみました)

フライでも食べれました。

おいしかったです。

 

バタースクワッシュというのもあります。日本でも売ってるとは思うのですが、わざわざ買わないみたいな。けど、こちらだと恐ろしく安くなることがあるので、挑戦。

甘めの水っぽいカボチャという感じで、煮物とかにするとおいしい。

あと、購入はできないけど、お友達からもらった時や自宅で育てた時がチャンス!という巨大ズッキーニ。

このサイズは売っていなくて、畑でわざと巨大に育てます。

もともと瓜科なので、これをカツオをいっぱいいれて、おひたしにすると美味しい、美味しい。

これで日本酒一升いけるんじゃないか?と思うくらいです。

まだまだ挑戦したいものがあるので、今年はいろいろ食べてみようかなと思っています。

 

 

リーダーのお碗が地元紙に掲載

開発リーダーのfacebookでみた、お正月のおわんがすごいなと思っていたのですが

なんと地元紙のBay Spoさんから連絡があり、掲載させて欲しいということだったらしく、掲載されました。赤い丸ですね。

すごいなぁ。

Bay Spoさんは、こちらのリンクからもみれます→

www.bayspo.com