自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

久しぶりに涙を堪えるのが大変だった日

渡は、本日ロサンジェルスから成田までの飛行機内で渡すために、4枚のお手紙を昨日ホテルで書きました。内容は全て同じで、書いた紙はディズニーの絵葉書。そこに
「僕には自閉症という障害があること。お話はできないけど、聞けること。飛行機内でのルールがわからず、邪魔な場所に立っていたらぜひ注意してほしいこと。今回の搭乗のゴールは機内のみんな全員で楽しく安全に成田に到着すること」
というような内容です。英語と日本語でお姉ちゃんに相談しながら昨日ホテルで書きました。
 本日搭乗するなり、すぐにその手紙をCAの方達にわたしていました。するとCAの方々が変わるがわる息子に話しかけてくれておりました。娘も協力しながら🤝CAさんと話をしていたら、ひとりのCAさんの娘さんがアバローのプリンセス-エレナの大ファンであることがわかり、娘は制作側にいたので、すぐに紙をいただき絵を描いて差し上げました。他にもいろいろ気にかけていただいて、最後には息子へCAの皆さんからアンパンマンのお菓子をデコレーションしてもらってプレゼントしてくださいました。
「渡くんも一緒に安全に楽しく成田までの旅行をするのに協力してくれたので、今日は渡くんもCrewの一人だからね。仲間だよ」の言葉に母は泣きそうになりながら喜んでおりました。いただいたお返事もこれ。
一生忘れられない旅行になりました。
ANAのみなさんありがとうございます。息子も機内でいい子を通し、自閉症独特のジャンプも一度もせず。頑張っておりました。
今、ホテルに着いたら、部屋に入ると同時にベットになだれ込みました。
皆さんのご協力があって、到着したこのホテルでございます。
みなさま。本当にありがとうございます。