自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

娘と2人で日本旅行 Part1

ブログを書く脳みそがちょっと元気がなくなっていて、けど書こう!という元気が湧いてきたので、自分の記録のためにも2月の日本旅行のことをあげていきます。

このブログの表題の通り、我が家には自閉症の息子の渡がおります。お姉ちゃんの香穂は、いつも後回しになっておりましたが、息子の子育てをしながら娘とは

「あなたが大きくなった時に、渡がお留守番できるようにして、母娘の二人旅で、ヨーロッパに行こうね」と話しておりました。今回、自閉症の息子がお留守番ができるようになったので、娘と二人旅です。ヨーロッパは娘から見事に却下され、娘の希望通り行き先は日本。おじいちゃんに会いたいし、伊勢神宮に行ってみたいし、名古屋で、ひつまぶしも食べたいということでした。ちょうど私の母(娘からみたら、母方の祖母ですね)が3回忌ということもあり、二人で日本に向かいます。

娘も2月末から、違う会社で働くためにうまく長期休みが取れたので、大阪に向かいます。今回は東京はいかず、関西の旅行になります。娘が大学・大学院時代は、ほぼほぼ休みがないくらい課題が多かったので、初の母娘での国際旅行です。日本大好きな息子も今回は、気持ちよく「行ってらっしゃい!いい旅行を」と送り出してくれました。楽しい旅行ができるといいなー。ということで、いまラウンジで飛行機待ちです。私と娘で育てた息子の子育ての慰安旅行になる感じですが、楽しめたらいいなー。今回は、娘の都合もあり、ロサンジェルス経由で日本にいきます。

と言うこうとで、飛行機乗り込んだら、すぐに飲みの体制に入る私。渡がいないので、大きな問題もないだろうということで。

ロサンジェルス経由で日本に行く時はいつも三人で同じホテルに泊まるのですが、ホテルの人が

「あれ?今日は弟は?」

と聞かれました。やはり色んな意味で目立つので、ホテルの方々も覚えてらっしゃる。私が

「いやー息子がお留守番できるようになったので、私たち母娘で慰労旅行しようってなって、日本に行くんだ」と話したら、ホテルの方が偉く感動されて、

「それはすごいわね。彼も偉くなったのねー。今日は絶対にゆっくりしていってねー。お母さんもおねえちゃんもよかったわね。これでゆっくりして!」ともう大量のお菓子や飲み物を無料でくださいました。

これ、全部食べたら夕飯食べれないので、遠足のおやつみたいに日本でも食べようとなり、トランクに仕舞い込む私たち。

ホテルに荷物を置いたら、早速ベニスビーチへ。

娘の学部時代の大学がここからくるまで20分ほどだったので、学生時代に来たことがあるそうで、いろいろ案内してくれました。お昼もおしゃれなカフェで食べたりして、ビーチへ。ビーチもいろいろあって、面白かったのは、マッスルビーチとマッチョが集まってくるビーチ。

サンタモニカっぽい。次にベニス運河にも連れて行ってもらいました。

ということで、ホテルに戻り、ご飯を食べて、お話ししだすと止まらない私たちは、「徹夜でおしゃべりは危険なので、やめよう」となり、寝ることに。

さて、明日は、LAX(ロサンジェルス空港)から日本います。成田に到着してから、大阪まで一気にいきまーす。