自閉症の息子の11月のスケジュールが発表された。
プログラムで各自スケジュールが違うのですが、彼が死守した飢餓撲滅のボランティアは、回数が増えて通うことになった。約6年近く通うこのボランティア。よく続くなーと思うけど、彼なりに信念があるらしい。
先日の会議でも
「ボランティアを減らして大学の授業を取ること」
を打診されたけど、一切受け付けず、
「勉強は自宅で個人でやる」
ということに決まった。ということで、母は、相変わらず月曜日から金曜日まで朝5時起きで息子とプールに通い、国語を教え、週末はリーダーから数学の授業を受けるスケジュールになりました。
こう考えると、確かに大学で一般数学は終了したし、自分の専門分野だけ勉強したければ、大学より深く自分のペースで学べるリーダーのほうがいいし。
運動も、毎日1時間、たっぷり泳がしてくれるクラスはないしなぁ。たしかに、無駄がない選択かもしれない。なにがあっても、どうしても飢餓撲滅のボランティアはやめないらしい。たしかにあのボランティアだけは、みんなで一致団結してやらないとできないことだ。結構しんどいんだけどなー。あのボランティア.....。私は一度いったら、根をあげました。これから寒くなるとさらに辛さが増すのだけど、息子は、何かの信念があるんだろうな。嫌だとか、辛いとか、やめたいとか、一度も言ったことがない。
「僕は、今日は頑張った。」
とは言うけど。
話せない彼から、信念という物を聞き出すのは難しい...。