自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡がトマトを作って、母親に高く売りつけるという作戦が上手くいかない理由

渡が畑をつくり、毎日水をやり、青いトマトが成って来ました。渡は10個のトマトを$3で母に売りつけるという越後屋も真っ青な暴利のビシネスプランを描いておりましたが、一度3個ほど売りつけられたまま、その後は何も言われない。渡のビジネスプランはこちら。

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いつもトマトは青くなっているのだけど、なかなか赤くならない。あれ?トマトってこんなに青い時間が長かったっけ?と思う私。よくよくみてみるとトマトがこんな目に。

 

なんと鳥に無料で食べられていた!そのことがわからない渡。越後屋に、鳥という鼠小僧がいた...。鼠小僧に負ける越後屋、渡。私がこれらのトマトを見せて、鳥が食べたんだと説明。渡の畑は、渡の部屋の窓の下あたりにあるので、夜に窓をあけて、鳥に

お願いだから、僕のトマトを食べないで。

と平和主義らしく、か細い声で誰もいない星空へ向かって頼んでいる。夜にそんなこと言っても鳥はいないし。第一、鳥は言葉はわからないだろう。さらに渡自身もいつも私がお願いしただけでは聞かなかったじゃない。聞いてくれれば、自閉症の子育ては、もっと楽だったよ...。

ということでかわいそうになった弱い母は、渡にネットをプレゼントしてみました。

そしたら2日でトマトがオレンジ色になってきた。ということは、いままで大量のトマトを鳥に食べられていたんだ!鼠小僧(鳥)、万事休す。もうトマトは食べれないぞ!!

越後屋の敵は鳥だった...。頑張れ越後屋。あと数日でトマトが収穫できるぞ!