自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ディスレクシアについて

最近読んだ本で、涙が止まらなかった本。ご本人自身がお書きですし、困っている子供達に手を差し伸べることができなかった大人たちは、さらに困った大人たちなんだな。と自分に矢印を向けて考えさせられました。

本の中は、大きめの文字でふりがなもふってあるので、小学生の高学年でも読めると思います。この本の著者の方が最近、テレビにでられております。動画はこちらからご覧になれます。(娘のお友達が教えてくれました!ありがとう!)

リンクはコチラをクリック→ザ!世界仰天シリーズ 子供を守れSP

ディスレクシアは、知的な遅れを伴いませんし、私がいままで出会ったディスレクシアの方々は、感受性が強い方が多い気がします。なので、芸術的なセンスがある方だったり、本当に人の気持ちが心からわかる優しい方が多いのです。

なので、大人からみたら、

「どうしてこんなにできる子が、字を書いたり読んだりするのができないのだろう?サボってるに違いない。」となりがちです。

こうなってしまうと、一生懸命がんばっている助けが必要な困っている子供が、誰からも助けを得ることができず、どんどん置き去りになります。

そういうことを含めて、読んでもらいたい一冊です。

本年度、一番のおすすめの本の紹介でございました!