自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

特別支援学校見学

仙台市にある特別支援学校を見学させていただきました。

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見学させていただいたのは、高等部。しらない外部の人の学校見学というのは、先生や生徒さんからみると、動きが変わりますし、子供たちも自分の家に知らない人が突然やってくるのと同じなので、すごく迷惑な話ではあるのですが、けど、私としては、現場を見せていただけると製品もよりいいものが作れると思っているので、見せていただきました。

登校から一緒にしたいと思っていた私は時間を逆算して、一般のバスにのりましたが、どうも早くみつもり計算しすぎたらしく、生徒さんは一人もおらず。市バスを貸し切りバスのようにして到着。

けど、学校では、登校風景から見せて頂きました。学校のバスで登校したり、御両親におくられたりです。カリフォルニアで予算カットでスクールバスがなくなっている私達の地域とは違う..。

登校風景は、子どもさん達は、みんな嬉しそう。ニコニコ笑って登校してくる訳です。

すごいわー。感動。

さらに先生が、一人一人の生徒さんを紹介してくださいました。いやーすごい。よくみておられます。こういう時は、私は、どうしても母としての目も動いてしまうんですが、先生が一人一人の特性、抜きん出ているところ、性格等々を把握しておられるので、生徒がのびやすいですね。すごい。あとアメリカとの違いは体験の種類が違います。

やはり日本は文化がいろいろあるので、出来る事が多いのですね。

畑があったり(専門の先生がいらっしゃる!みごとな野菜がなってました)紙すきができたり、昔でいう、技術の授業があったり。予算カットのカリフォルニアでは、なかなか体験が難しいかもです。カリフォルニアでここまでしようとしたら、親は、1年以上、戦いぬかないといけないですね。

身体検査もおこなっていただけて、月に1度体重を計るそうです。

「マジ?体重増えた。ありえん」とかいってる女の子もいて、微笑ましい。高校生女子はなかなか大変なのです。

この時にクラス単位での行動で、きちんとクラスのみんなの体重測定が終わるまで、生徒さん達が待てます。これもすごいなぁ..。まわりをきちんと見てる、うちの渡だったら飛び跳ねて、えらいことになってる。

学生さんのほうは、とにかくみていて、笑顔の子が本当に多い。2学期が始まっていますので、学校の体制が子供たちにそのままでて来る時期ですが、これだけ笑顔の子供が多い学校もすくないのでは?と思いました。私達の訪問を歓迎してくれる生徒さん達もいたりです。先生方の努力がすばらしいのでしょう。いい体験をさせて頂きました。ありがとうございます。今後も、Voice4uでなにかお役に立てることがあれば、お手伝いさせていただいたいなーと思った学校見学でした。先生方、生徒の皆様、ありがとうございました!