自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

期末テストと子供達

私が出かけている間も娘の期末試験の5週間はどんどんすすみ。

一枚目。鏡に映っているものを書く絵。

みんなは鏡を小さく描くのに、娘は大きな鏡に映ってる絵をかいた。

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あぁ、これは大変だな..と思ったのだけど、簡単なことをしてても上手くはならないと思ったらしく、鏡の面積を広げたら、やはりしんどかったそう。

さらに、他の授業の線画。

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これは、よく見ると奥が深い。線画を学ぶこのクラス。

奥にあるのは、ビルです。都会の真ん中にある古い銭湯。

驚きました。彼女は日本に数週間しか行った事はなく。銭湯って行ったことがありません。

けど、宮城県秋保温泉で、渡が初めて大浴場に入れた事から湯に興味を持ち始めた模様。詳しい事はこちら→渡の反逆

そこからできた話のようです。都会にあるこの古い銭湯。神社の鳥居のような物が入り口にある。その看板が半分に切れている。これも意味があるらしい。

入り口に十二支の普通のネズミがいたりするするのだけど、奥になんと猫又。

いろいろ考えて描いたららしい。すると、

「僕はストーリーには興味がない。描けるかどうかの技術しか見てない」と宣言した先生が、香穂の描いたこの絵のストーリーはすごく気になるらしく、いろいろ聞いてくるらしい...。せんせいぃぃぃぃーー、と思う私。

見事に香穂の作戦にはまっている気がする。彼女の専攻は、ストーリーボード(もの語りを映像化する)なので、ストーリー無視っていうのは、なんとなく嫌らしい。

そんなこんなの香穂の期末試験まっただ中の話です。取ってる科目数も多いので、大変そう。がんばってねー。