米国と日本政府が主導してソフトバンク(株)も加わった「ともだちプロジェクト」のお話です。
これは被災地の高校生300名を無料で留学プログラムに送り込むというものです。
詳細はこちら→Tomodachiサマー2012
これに先日、スピーカーとして私と開発リーダーは参加。
開発リーダーは自分からがんがんしゃべるタイプではないし、ファッションなど興味のない話になるとまぶたが重くなってしまう方なので、大丈夫か?と心配したのですが、2人ペアでお話していいっていうことでしたので、参加。
会場のバークレー校へと行ってきました。
私たちのしらない被災地の話などを伺って、その中でも元気に生き抜いている高校生の立派さに触れました。
ここまでくるにはいろいろなことがあったと思います。スピーカーとして参加しましたが、私たちのほうが高校生たちに元気を頂き、いろいろ教えて頂いた感じです。
ここにざっとお話した内容を
- なぜ起業したのか?
- アメリカで起業してみてどうだったか?
- どうして専業主婦の私とスタンフォードの博士号が起業することになったのか?
- 留学していた開発リーダーが永住権をとるまでの最短の道のり。
- 女性がアメリカで起業してみて、何がおこったのか?
- 毎日どんな気分?
- 娘が、冬休みに大学から家に帰ってみたらお母ちゃんが株式会社の社長になってたっていうのはどんな気分だったか?
- 日本での起業は考えたか?
- シリコンバレーで起業してみてどう思ったか?
- 高校生の時は何になりなかったか?
などなど
学生さんをグループ分けにして30分トークを4回に分けて行ったのですが、まー時間が足りない。
私が大学などで講演会をするときは、2時間で足りませんから、シリーズでやっていただくか、2時間半超えになるときもあるので、とにかく必死で情報を学生さんたちにお話しました。
開発リーダーも熱く語っていて、私が驚いたほど。
けど、なんとか終えて、質疑応答もうけれました。
とにかく高校生が真摯な態度ですばらしい。
そんなプログラムも今日が卒業式。お祝いに私もリーダーも駆けつけました。高校生の子たちの前向きな姿に感動しました。地元にかえるとこのギャップに苦しむだろうし、現実を見た方がいいという大人も多くいると思う。私が起業するときに起業した方がいいと言う日本の友達はほとんど居なかったし。
負けない事、自分がやりたいことをやってない人の言う批判は聞いてもあまり意味がないというのも理解するとのびるだろうなぁと思った。私は息子のことでも多くの反対をいつもうけてきましたが、自分のデータや知識と体験と母の愛のほうを通しましたし。
さらに娘が絵の世界に行こうとしたときに
「絵では食べれない。」
という人が多くいましたが、言う人は絵で食べてない人だったからいいんじゃないの?と。
絵で食べてる人の意見を聞いて、初めて「考え始める」ということをしてもいいかも。
自分の好きな事、やりたい事で羽ばたいてほしいと思った高校生たちでした。みんな東北に帰ってもバークレー大学での事はわすれないでね!元気で健康でのびのびとどんどん成長してください!