自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

お知らせとイチゴ4.5kg

~お知らせ~

Voice4uのアンドロイドお試し版が8月20日から23日まで(日本の方は時差の為、8月21日から24日まで)無料でダウンロードします。

詳細は、愛媛新聞にも掲載予定です。

ダウンロードの詳細方法はこちら

http://voice4uaac.com/jp/android/download.html

うちの開発のトップは、愛媛県出身です。それだから、愛媛新聞ではないのですが、なぜか、愛媛新聞から取材が入り、受けました。こういうところ縁を感じます。

「松山の世界に響く底力」を見せたいと思う私は、ちょっと気合いをいれて、インタビューを受けました。

掲載されるといいですね。

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さていつものように、ブログです。

今日は、ちょっと用事でHollisterに行ってきました。服のブランドに同じ名前のブランドがありますが、決しておしゃれな町じゃなく、農業の町です。人口比率も白人の方は、約59%だそうですが、全体の人口の半分はラティーノかヒスッパニックの血が流れる人は全体の55%おります。あとは、アジア人やネーティブアメリカ人等々ですが、ラティーノやヒスパニックの方の職業で多くは、農業に従事される方が多く、美味しいカリフォルニアの野菜が食べれるのも、この農業従事の方たちのおかげです。

町には、スペイン語があふれかえり、どこにも英語とスペイン語の両方の語の表記になります。なんだか、アメリカにいる感じがしません。


ここまで来たら、もちろん自宅に買って帰るものは、野菜関係。ここには上杉農場という日系人の方が経営されていると思われる農場があります。ここで4.5kgのイチゴを購入。日本円で1000円程度です。おそろしく甘い。

車で15分ほど北にいくとギルロイというにんにくで有名な町もあります。

そこでも、トウモロコシ(ホリスター産)や、ニンニクを買い占めて、にっこり顔で帰宅です。


帰宅しての課題は、まず誰がこの4kgのイチゴのヘタをを取る作業をするか?です。これはすごく大変です。4kgのイチゴというと、日本では売ってないだろうと思われるおおきなザルに2杯です。香穂は、あっと言う間に自室へ消えました。(こういうところお姉ちゃんはうまい・・)

残ったのは渡・・・。

彼はペティナイフの扱いがうまいので、白羽の矢は渡に立ちました。

2つのことを同時に行うのが苦手な自閉症ですので、長時間包丁を持つ時は座って持ってもらいます。

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黙々とイチゴのヘタを切り落とす渡。

こんな感じで切ります。

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左のざるにイチゴを。右のボールにヘタを捨てるように指示したら、すぐにできました。ちょっとヘタに多くのイチゴがついてしまうのもご愛嬌。安い値段で手にはいったので、ここらへんもあまり怒らずに静観できます。

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横に映っているイチゴの箱は、実は大きいのです。小さい子供だったら、丸まってしまえば入るれるような大きさの箱のイチゴを渡一人で処理しきりました。

どうもイチゴのヘタ切りは好きだったようで、終わった時の顔はこんな顔です。

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さて、これを明日はジャムにします。おいしいジャムができるといいねー。