自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

我が家から嫁いだピアノ

我が家には、香穂が小さいときから弾いていたピアノがありました。

香穂が、1年前にピアノをやめて、秋には、大学に行くために、このピアノをどうするか?をずっと考えておりました。香穂の希望としては、

「寄付できればいいな」

ということでしたので、トニママに相談してみました。

トニママの知り合いで、全盲の方で、ピアノを本格的に始めた人がいると教えてくれました。

彼は、母子家庭で、盲学校の時代も趣味でちょこっと弾いた程度だそうですが、大人になって始めたら、これがすごくうまいそうです。けど、ピアノを買うほど経済状態は、楽ではないそうで・・。


もう待ってました!状態の私と香穂。

こういう本当に必要な人にもらってもらいたかった・・。

香穂、大喜び。さすがトニママ。いい人を紹介してくれるねー。


ということで、我が家のピアノは、その家族に引き取られ、嫁いでゆきました。

香穂と私で、「よかったねぇ・・。」とニッコリです。

いい所に嫁いだピアノです。古いピアノに、次の人生を与えてくださった方々に感謝です。

2人も、とってもうれしかった日でした。