特別法廷(special courtってどう訳すんでしょう?ご存知の方、教えてください)
での話です。
子供が自閉症なのは、予防接種に入っている水銀が原因だというので訴えていた家族が敗訴しました。
裁判官は、
「家族には、深い共感と、懸命な子育てに対する賛辞を送らねばならないが、法は、感情で裁くことができず、真実で裁かないといけない」
というような事が話されています。
よーするに、
「水銀と自閉症には、関連性がない」
という判決です。
現在アメリカでは、2008年に5300件程度の自閉症は、水銀によるものだという訴訟があり、
「予防接種に含まれる水銀と自閉症の関連性の訴訟のうち5000件は、まだ判決がでていない。」
そうです。
私が聞いたところだと、アメリカの自閉症の援助団体等は、自閉症と予防接種の関連性を指摘するグループが多いですが、いまだに勝ったという話は聞いたことがないことと、小児神経科学会で、この意見が認められた。というのも聞いたことがありません。(もしご存知のケースがありましたら、教えてください)
残りの5000件の訴訟は厳しい戦いになるようです。
ちなみに我が家の渡においては、
「注射が原因だ」
と感じたことはありません。
とりあえず、昔水銀が、問題になったころに、東京大学病院の医師たちや、スタンフォード病院の小児精神科医等に質問を多々したことも過去にあったのですが、私が聞いたお医者さんの中には、関連性があると答えた医者が一人もいなかったこと。なぜそう思うか?の理由を全てのお医者様達が完結に述べてくれて、私の中で納得したことで、水銀と自閉症の関連性は、あまり興味がなくなりました。
なので、この手の話は、個人的にはあまり興味もなかったのですが、渡のPTAのメンバー方から、この判決の情報が流れて来たので、ここに書いておきました。