自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

香穂の進路のカウンセリング&これ、外資系の就職試験でもやるんだよね

香穂の進路カウンセリングがありました。

ジュニア(高校3年生)の成績も出そろい、ACT SATの成績も出そろったので、そろそろ願書を出す大学を決めねばなりません。

ブレインストーミングでいろいろな話をしたのですが、私が一番やりやすいやり方でやっていただきました。


どのようなやり方か?というと、キッチンの大きな机の上に(我が家は来客が多いので、常に8人は座れるようになっている)白紙の紙を張りつめます。紙がテーブルクロスになるように...です。そこでペンを持ち、ミーテイングをします。

その間、思いついたことを書きなぐっていく訳です。私は、この形のミーテイングが大好きです。香穂が、産まれてから、いままでの間で、いろいろな起こったことを話すので、親の私としては、あったことが山のようにあふれてきて、止まらないので、ここに書きなぐってゆきます。こんな感じになります。

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実は、このやり方、外資系の企業の就職の時も採用されている会社があり、採用者がいて、机に受験者(学生たち)が座り、○○についてどう思う?という問いや数式が出されたり、これどうやって解く?と言われたりします。受験者は、紙でできたテーブルクロスの上に書いてゆきます。これは、実に書きやすいのです。おもいついたら、すぐに書けるし、小さい紙にちまちま書く必要もなく、リラックスしてやってゆけます。


アメリカには、3D映画を専門につくるPixar社という会社があります。スティーブジョブズが出資し、大きくした会社です。

この会社で作られた映画も、会社の方たちは、昼食時にレストランの机の上に敷いてある白い白紙の紙にアイデアを落書きしたものが次々作品になり、ヒットを飛ばしています。

バグズライフ、トイストーリー、ファインディングニモ、等々で、その机の上に書かれた最後の作品が現在上映中の

WALLEです。

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香穂は、PIXARの大ファンですので、この机の上に白い紙を敷いて話合いをするのは、好きです。わくわくしながら、参加しておりました。

数時間いろいろな話がおこなわれ、進路カウンセリングは終了。これが香穂のエッセイのたたき台になります。


香穂の進路カウンセリングの方は、本当にすごいです。しかし、このカウンセラーの先生。今年の9月から始めるカウンセリングの生徒募集は、あと数席しかないそうです。(大学院生、大学生のキャリアパスのほうは、すでに満席)

ジュニア以下(9月に高校3年生になる)の子供さんをお持ちの方の枠は、まだほんの数名、空いているそうです。

ここにリンクをはってあるので、どうぞ、興味のある方は、お問い合わせください。全米の進路コンサルタント協会にも登録されている正式なカウンセラーの方で、日本語を話せる人は、このベイエリアには、今のところ、この方だけですので、英語が苦手な日本人のお母さん!特にお勧めです。子供さんが、英語が得意な場合は、英語でもカウンセリングしてくれます。(我が家は、込み入った話をするときは、香穂は英語を使っています)

興味のある方、ちょっと慌てて連絡を取ってみてください。