自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

プールにて

私たちは、近くの歩いて行けるプールのメンバーです。

このプールは、45分ごとに大人の水泳時間というのがあり、

子供は、15分間プールから出て、お休みせねばなりません。

その間、大人は、25mプールをガンガンと泳ぐわけです。

香穂、渡、私でこのプールに行った時のこと。

渡は大人の時間は泳げないので、プールサイドに出て、15分待つように私に指示されて、その間に水分補給をするようにと話しました。

渡は、私のゴーグルと自分のゴーグルを代えてくれというので、サイズを代えたりしてました。その間、香穂は、プールの中で待っていてくれて、大人の水泳時間になってから、5分が経過しました。

あわてて、私が、プールに入ると、監視員の人が、タッタッタッタッタ!とすっごい勢いで私たちのほうにやってきました。

それで、大声で

「★!@α×★★~!」

と言いました。私は何のことかわからず、

「えっ?何々?私?私?」

と言っていたら香穂が

"She is my Mom."(私の御母さん)

と私を指差して言うと、すっごいおどろいた顔で、

"I'm sorry."

と言って、監視員が監視席に戻りました。

香穂に、

「どうしたの?何があったの?」

と聞くと、クックックッと香穂が笑いながら、

「あの監視員の人は、

”そこの2人、言われなくてもわかってるだろう!今は、大人が泳ぐ時間だ。若い方。出てゆけ”

って言ったのよ。」

「・・・・・。それってさぁ。絶対に胸の大きさを見ていったんだよね。顔じゃないよね。えっ~ショック。。。香穂は、いいよ。胸、大きいからさぁ。ショック・・・。」

と言うと香穂が、

「そんなこと言ってても胸は大きくならないし、

若く見られてよかった。と思うほうが、楽しく生きていけるよ。

さっ、早く泳ごう。」

と、言われてしまった。ダブルショック・・・。