自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

法律の勉強会

PHPで法律の勉強会に出てきました。現在、カリフォルニアでは、2歳までにスクリーニングをして、自閉症早期発見するというのが、決まったそうです。1歳半と2歳の時に、どの子供も検診で、自閉症のスクリーニングを受けるそうです。こうなると問題点は、小児科の不足です。

自閉症の子供以外にも、たくさんの疑いのある子供も専門的な診断を受けるわけるわけです。小児科から、小児神経科/小児精神科医の専門へをまわされるわけですが、カリフォルニアも小児神経/小児精神科医は、不足しており、特に私の住むシリコンバレーでは、自閉症児の数が、3年で2倍になったそうです。ところが、専門科医が3年で2倍になるわけはなく、今でさえとりにくい小児精神/小児神経科医の予約がさらにとりにくくなりそうです。

最近、予算カットが続くカリフォルニアでは、親と学校、学区のもめごとが増えています。特に法律違反等もあり、そうなる前に学校とどう付き合うのか?等が話されておりました。もめたことのある私は、すでにいわれたことはやってのけてますので、あまり目新しいことは、なかったのですが。

主に

  1. 先生とのコミュニケーションノートは、きちんと書いておく(あとあとこれは、証拠になる)物を受け取った、なにを受け取った等を明確に。
  2. クラスには、なるべく顔をだすのがいいが、ちょっと顔をだしただけで、いろいろいわれるのでとにかく、理由をつけて学校にいくこと。
  3. 話や要求は、紙で出すこと。学区に持参する、もしくは、書留で送る。口頭での約束は、なんの効力もない。
  4. Emailもいいが、最終的には、もらってない等の言い訳をされるので、要注意。

等々の基本的な話でした。

親が、横のつながり(ほかの親とのつながり)を大事にして、情報を交換してゆくのが、なによりも大事な気がしました。