自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ゴミの日

ゴミの日です。ゴミは1週間に1回、家の前にだしておくと、取りにきてくれます。庭のごみ、生ごみ、リサイクルと3つの箱をだします。1週間に1回ですので、箱は、驚くほど大きい。私が少しかがめば、簡単に中に入れます。このゴミを出すというのは、渡の仕事です。

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渡の身長が157cmですので、写真でみると結構大きいのがわかると思います。

昔は、一緒にだしていたのですが、いまは、

「あっ!渡。明日ゴミの日だ」

というと、喜んでだしてくれます。

渡は最近

「赤ちゃんみたい」といわれるのが大嫌い。大好きなのは、

ハーキュリーズみたい。と言われることです。ゴミを出す前、出したあとは、ホメまくり、最後のハーキュリーズみたい。かっこいい!

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というと、にっこり笑って、自慢げです。今日は、写真までとらせてくれました。ハーキュリーズみたいというだけで、あの重いゴミ箱をだしてくれるのなら、私は、いくらでもいいます。

次の日の朝、渡が学校に行ってる間、ゴミの人がきてゴミを収集してくれます。渡が帰ってきて、ゴミ箱が空なのを見つけると、何もいわないでも、すぐに家の敷地内にごみ箱を直しています。このゴミだし、昔パパに教えたら、2年かかっても、やったり、やらなかったりで、大変だった(わすれると1週間先しか、ゴミの収集はこないので、1週間、地獄の臭さを味わう。)のですが、渡に代わってから、まだ一度も忘れたことはありません。ありがたいです。