自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

シリコンバレーツアーその2

今日は、参加者の方々は、昼間は、会社訪問へ。JUNIPERYAHOOなどを訪問し、社内を案内していただきます。その後、シリコンバレーの有名企業を回ります。GOOGLE,APPLE,INTELなどなどです。

夕方から、バイオ系、システム系の2つのグループセッションがあります。


私は、朝から、渡の件で、奔走し、その後、15時前まで、ほかのNPOの打ち合わせに出ていました。

きのうの段階で、参加者の中に、胃が疲れていて、ご飯が食べれない人が出てきているのを見ていたので、NPOの打ち合わせ終了後、自宅にもどり、あわてて、25合分の米を炊いて、オニギリと大阪風ちらし寿司をつくりました。(我が家は、やる気になれば、1回に25合の米が炊けるようになっています)

これは、香穂の助けが大きい。我が家で大量のオニギリをつくる時は、いつも香穂が手伝ってくれます。

実は、毎年、参加者とスタッフの方々にお弁当を作るのですが、今回、企業の方がお昼を出してくださるそうなので、今日は、作るべきお弁当の予定がなくなっていました。

香穂もそれを知っていたので、

「どうしたの?今日は、お弁当は作らないはずだったじゃん!」

と聞かれました。香穂には、きのうの到着当日に参加者の方が、ちょっと重めのアメリカ食を自分で、買って食べてしまい、胃が疲れていて夕飯が食べにくくなっていた人がでていたことなどを、話すと、彼女は

「えっ、そりゃ大変だ!まだ数日あるのに、体調崩したら、いけないじゃない。

オニギリつくならきゃ!」

と早速お手伝いに入ってくれました。

香穂が、オニギリのラッピングを並べてくれてる間に、私は、散らし寿司の用意。私がつくる大阪風散らし寿司は、12種類の煮た具が入り、生ものは入らないので、すぐに力をつけたい場合には、もってこいの食べ物です。12合分のお寿司をつくったら、あとは、一気に40個以上のオニギリをにぎってゆきます。香穂は手際よく、一個一個、そのオニギリを包んで大皿に盛ってゆきます。

これらの大量の食べ物を持ち、会場のホテルに向かいました。

バイオ系の方々のパネルディスカッションが、聞けませんでしたが、お会いすることはできたので、ご無沙汰していることをお詫びしてから、少しお話ができました。夜の懇親会にも御出席さり、このときは、いろいろお話ができました。

システム系の方々の話は、仕事の話と生活の話などが絡み、私でもわかる部分が多くあり、楽しませていただきました。

とくにマックユーザーの方には、なじみの深い「ことりえ」を作られた方が、パネラーの中にいらしたのには、驚き。私は、渡の自閉がわかったときに、自宅にPCを導入し、初めてPCに触ったのですが、これが、マックのパフォーマーでした。「ことりえ」にはお世話になっていたので、本当におもしろかったです。

さて、スケジュールが終わって、懇親会。シリコンバレーの生活についてや、バカ話などをしながら、オニギリは、売れ、ちらし寿司も喜んでいただけて、よかったです。話はつきないまま、夜はふけてゆきました。