自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

オキペーショナルセラピー

渡の学校に行ってきました。

オキペーショナルセラピー(OT)と話しました。これは、時間枠を取ってもらう交渉をしないので、いきました。直接って、メモだけ説明して、それを手渡して、帰ろうと思ったのです。シンシア先生には、教室に行く話はしてありました。中休みにいくと、OTの人がいて、アポを取ろうと話し掛けたのですが、話にガンガン花がさき・・・。きのうのうちに、OTの方から、渡経由で、自己紹介の文章は、頂いているので、一応、バックグラウンドは知っていました。なので、話しやすかったのもあります。渡のOT関係の弱い話をすると、彼女からもいろいろ質問です。好き嫌いが多く、食べ物をあまり噛まないことや、フォークとナイフの使い方がヘタなこと、などなどをざっと話そうと思ったのですが、ひとつ話すごとに、彼女は、とにかく丁寧に親切に一個一個自分の意見やその理由など話してくれます。20分の中休みもあっという間に終わり・・。しばらく学校で渡のReading(国語)をみていました。他の子供の様子もみていました。すると、渡のOTの時間がやってきました。

フラフープを触れずにくくぐることをしたり(これは角度がどんどんかわる)、指先が弱い渡のための訓練で、自分の服と、先生のポロシャツの服のすその部分に、洗濯バサミをつける練習。それをセラピストの先生が回って、動いてもつけつづけます。服のすそをつかんで4色程度色の違うの洗濯バサミをつけます。あと指先の運動で、イスに座って、片手でビーズを親ゆびと人差し指で、まわします。それを親指と中指、親指とくすり指とビーズをどんどん移動させます。

そのときに左手は、リラックスしていないといけません。なぜか?というと、渡のタイプ打ちなどを見てもらうと、どうしてもぎこちない。理由は、左右の手が違う運動をするのが苦手ではないか?ということでした。なので、右手を動かすと自然と左手にも力が入り、うごいてしまう渡。左手と右手が違うことができるように、これからいろいろ、訓練していってくれるようです。終わってからも私たちは、語らう、語らう。(笑)40分ほど話しましたが、それでも、まだ足りず・・・次の週に今度はもっと深く話したいので、通訳をはさんで2時間の予定で、IEP前の話し合いをしてくれることになりました。今回は、いろいろやってくれそうなので、こちらもしっかり調べて、いろいろ話ができるようにしてゆこうと思っています。