自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

学校見学 part4

学区が運営するクラスを見学してきました。渡のケースマネージャーである、シンシア先生と、アドボケイド(弁護士の一歩手前)とで、見ました。学区がお勧めするクラスです。

ひとつは、高機能の子供のクラス、もうひとつは、低機能の子供のクラスと分けられているそうです。(英語では、high functionとLow functionになるのだけど、いい日本語が見つからないので、辞書をひくと、どうしても低機能、高機能になってしまいます)まずひとつめ・・とにかくクラスは、構成がなっていなくて、ボツ。で、エイド(助手)の先生が驚くほど、意地悪。

生徒に言ってる言葉も意地悪で(私は聞こえなかったのだけど)アドボゲートのエリザベスと、シンシアで

「聞いた?今、聞いた??」ともうひっくりかえるくらい驚いていた。

次に高機能のクラスですが、ここは、自閉症児は一人で、この学生には、シャドーエイド(つきっきりの1対1のエイド)がついていて、他の生徒は、行動には、問題がない。なので、クラスは、14名ととても大きなクラスで学区が運営するクラスは、定員が、普通学級と同じなので、20人を超えることもあるという・・。これは渡は、集中できない数です。もし、これがメインストリームで、1日に2時間とかいくのなら、まだ渡は耐えうる時間なのだけれど・・。

まだまだ学ぶことの多い渡です。いましばらく集中できる環境も必要で、少しづつ、他の音にも慣らしてゆきたいです。

結局、7月にIEPをするので、この2つのクラスは、以下のことにより、断ることになると思います。

1.低機能クラスは、渡のモデルとなる生徒がいないので、彼が、友達から、行動などをマネしたりして、学ぶことがとても少ない

2.生徒数が多すぎて、渡は、集中できない。

などの2点を大きな柱にして、断ってゆく方向です。