自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

香穂の高校受験~シリーズ2~

香穂が数学がおもしろくないといい始めたのは、11月だったので、12月に各私立の学校は、OPEN HOUSEという入学説明会のようなものをやっていたので、それに間に合いました。私は受験などまったく考えていなかったので、友達で、私立の幼稚園に勤める先生にお願いして、(先生の子供はみな私立に進学なので)

OPEN HOUSEの日にちを調べてもらいました。ここらへん、親のネットワークが必要ですね。

で、香穂の希望をうけて、共学校をみてまわりました。4校候補があり、1校は、見学したけど、なんか、みんな決められたレールの上をあるいている感じで、しんどそう・・。もう一校はつめたい感じがして香穂も私も嫌だった。近くにもお勉強ができるという高校があり、ここもみましたが、(ここは私だけでいったが)香穂のリクエストの音楽のクラスがないというので、完全にアウトです。(けどこの学校も生徒がみんな休み時間にPCをいじっていて、なんか、学校じゃないみたいだった)

結局、私と香穂が、気に入った学校は、近くにあるMitty 高校でした。キリスト教の学校で、クリスチャンでない私は、少し気になったのですが、校風も自由そうだし、なにより渡の担任の先生の息子さんが、ここの卒業生です。話もいろいろ聞いていたので、安心。うけることになり、書類を集め始めました。香穂の日本人学校の成績、現地の学校の成績。ボランティア証明書です。

あと、キリスト教の司祭の推薦状のフォームがあったのですが、これは、書けないので提出できません。けど、この学校40%がキリスト教徒ではないときいていたので、安心して、1月の受験に控えました。ちなみに香穂の成績は、GPAが、4.0 ボランティア証明書は、3ケ所からでていて、うちひとつは、カリフォルア州立の団体です。部活の代わりにバンドを長くやっている香穂でした。

渡の担任も

「絶対におちないわよ、この内申書じゃ」

という話でしたが、うちはキリスト教じゃないので、大丈夫か?と心配したけど、先生もキリスト教じゃないというので、一安心して1月の試験に臨んだ香穂でした。