自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

シアトルを満喫する私

早朝から目が覚めたわたし。家だと渡に5時前に起こされるので、どうしても体内時計が、早く起きてしまうらしい。明るくなるまで待って、活動開始と思っていたので、明るくなるやいなや、速攻で、フラスパンのお店へ。 La Parisienne

 

laparisienneseattle.com

 

すごかった!フランスパンがこんなに美味しいものだと久しぶりに知った。

店内に、シェフがでてきていたのですが、公用語はフランス語。

購入したパン。

買いすぎたけど、明日の朝ご飯にもできるしなーと。

 

それから、どうしても行きたかった場所に行った。それがここ。

シアトル中央図書館。

この図書館は、2004年にレム・コールハースが設計して建てられたもの。

レムコールハースの自伝的なエッセイを瀧口範子さんが書かれていて、2005年にその出版講演会を聞いた時、絶対に香穂と渡を連れて行こうと心に決めた。

amzn.to

自閉症だから、旅行に行けないとか、そういうのは違うと思ってました。けど、飛行機は、渡は重度喘息もあったので、気圧が変わると熱がでるので、乗せられない。というので、結局、車でシアトルまで来たのが、2005年。

感慨深かったので、シアトル中央図書館の写真を娘に送ってみた。

「これ、覚えてる?」

速攻で、返事が返ってきました。

「覚えてるよー。わたしはこの図書館の前で渡と撮った写真が大好きで、実家の自分の部屋に貼ってあるよー。」と言う。

えっ!!!苦労してつれてきた甲斐があったというものだ。そうしたら、香穂が速攻で、渡にメッセを送る。

「渡さー。シアトル中央図書館の前で一緒に撮った写真がわたしの部屋にあるから撮影して送ってくれない?」と聞くと、”お姉ちゃん命”の渡から速攻で、写真が送られてきた。

渡がチビだwww

この写真をみて、久しぶりに込み上げてくるものがあった。17年前の写真です。

あぁ、あの旅行は楽しかったんだ。子供たちは大変だったけど、楽しんだのだ。車で、ここまで連れてきてよかったー、と。当時は1500km以上、一人で運転してここまできたのでした。

涙してしまった....。

よかった。この子たちとの旅行は香穂もわたしも大変だったし、渡もどこにいくのかが、理解できないだけに大変だったけど、泊まるところ、泊まるところで、喜んで大騒ぎでした。それがきちんといい思い出として、残っている。その時のブログがこちら。

bit.ly

自閉症の渡の子育ての中で、

「自閉症だから、わたしはXXできない」ということは言わない。知恵を絞れば、やりたいことは、できるはず。と思っていたので、どうしてもシアトルとバンクーバーに行きたくなったので、子供たちと一緒に行った旅行は大正解でした。

と、思い出に浸って泣いてばかりもいられないので、引き続き、シアトル見学。
スターバックス本社へ。

中に入った。

けど、中はあまりの人混みで、田舎のねずみのわたしは耐えられず...。お土産を買って、すぐに店から出てきた。

街を歩いていると、こんな詩が歩道に貼り付けられていけど、翻訳が間違ってるし。

これは、村上春樹さんも文句言うべきだわ。

ということで、ホテル近くに戻り、ビールを飲みにいく。

Old Stone brewing

いやー、ご飯時間を外して行ったのに、大量の人人人。

このお店で、お留守番をしている渡へヨットパーカーをお土産に買う。

いただいたビールたち。

完飲でございます。

さて、Pike Marketの探索です。

魚市場が大好きなわたしは、こんなのを見つけて大喜び。

捌きたい...。

ということで、歩いているうちに夕飯の時間だー!!!

気になっていたホテルの近くのイタリアンに。

Assaggio Restaurant

www.assaggioseattle.com

あさりのボンゴレがありました。これ、大好きなんだわ、わたし。

まずは白ワインから。

ベルベンティーノ シアトルのものにしました。

次は、スーパー タスカン

 ジンファンデルに近くて、のみほしてしまうぅ....。

ボンゴレのパスタを頼んだけど、パスタがほとんど入っていなくて、大量のあさり。

いやーすごい。

おいしい。アメリカでここまで大量の貝類を入れたパスタを食べたのは、初めてかもしれない。

大満足の夜はふけていきました。さーて、明日は、早いので、早くホテルに返って、買える準備だ!

シアトル到着!

さてシアトル行きです。朝早く起きて、パッキングの荷物を車に乗せる。サンフランシスコ空港では、こんな感じの荷物になりました。娘が今、ディズニーTシャツでアリスワンダーランドベーカリーという番組を作成しているので、その応援もあって、アリスのカバン。

サンフランシスコ空港では、ワイン屋さんやビール屋さんなどの多くのバーがあるのですが、ここはグッと我慢。だってわたしはシアトルにビールを飲みにいくのだもの。

2時間半のフライトも飛行機があまり好きじゃないわたしは耐えれるかな?と思い、本をしっかりもって搭乗。これまたついていて、2時間で到着となりました。

シアトル到着!すぐに電車に乗って、ホテルに向かう。なんと。45分電車にのって、支払った電車代が3ドル。サンフランシスコのバーとと比べると随分安い。車窓からは、シアトルマリナーズの本拠地のT-Mobile Parkも見えた。

ホテルはちょっとおしゃれなところしかあいてなかったので、女性の旅行って言う感じのホテルになってしまった。

さてさて荷物も置けたので、速攻で飲みにいく。地元の人しか来ていないようなビール屋を見つけて、むかったものの、ちょっとダウンタウンの道は、治安も少し悪いところもあって早足。けど、追いかけられても足の速さでは勝つだろうと思いつつ。

行ったお店はこちらCloudburst

https://www.yelp.com/biz/cloudburst-brewing-seattle

いやー、ビールはすごく美味しかった。中はこんな感じ。

シアトルの街は、歩いていてわかったけど、コーヒー屋があるかのように、ビール屋がいろいろある。いいわー。

さて、Pike Marketという市場のようなところを歩いて、探索。

夕方なので、どんどんお店が閉まっていく。探索できない...。

けど、欲しかった「鮭とば」もどきをゲット。1パウンド$50でございます。結構なお値段ですが、これで、ビールのんだら最高だろうなと。

暗くなる前にホテルに帰りたいので、早めの夕飯

Pike Brewing Company

www.pikebrewing.com

牡蠣と8種類のビールをいただく。

おいしい...。

さて、暗くなる前にホテルに戻るぞ!と思い、歩いていたら、マリナーズのお店をみつけたので、立ち寄り、ここでもお土産を買う。

この時に、偉く誉められたのが、カバン。娘がわたしに購入してくれたアリスのティーカップのカバンです。

店員さんが気がつき、お店の人全員を呼びに行って、みんなで「かわいいねー。どこで買えるの?」と大盛り上がり。どうも従業員の人の一人が、アリスが大好きで自分の中のアリスは自分の娘と言う人がいた。それでみんなで褒めまくってくれました。ありがたい限り。わたしの娘が今、「アリスワンダーランドベーカリ」というテレビ番組を製作メンバーであることも話したら、彼女も見ていて「あの番組、いいわよねー」と言ってくださいました。

いい気分でホテルに戻り、明日は、有名なフランスパンのお店まで歩く予定です。おかげさまで、シアトルを満喫しております。

なにかと当たる私

明日からシアトルです。

なぜシアトルにいくか?という話なのですが、理由は下記です。

「旅行会社のアンケートに答えたら1名の人に、アメリカ国内線の無料飛行機チケットが当たる!」というのが数ヶ月前にありました。

「多くの皆さんにアンケートに答えてもらってより良い旅行会社を目指します」ということでした。いつもだったらスルーなのですが、旅行会社がこのパンデミックの時期に窮地に追い込まれていることは、報道でも知っていましたし、このアンケートと違う旅行会社に勤めていた友達が会社を辞めた、というのも聞いたりして体感しておりました。

パンデミックが終わり、みんなで社会がきちんまわるように、協力しなては..という意識はたぶん、多かれ少なかれ、みなさんある模様で、わたしも

「アンケートに答えるくらいだったらできる」と思い、アンケートに参加。

数ヶ月して忘れた頃に、突然「おめでとうございますっ!」というメールがやってきて、スパムかな?とおもっていたのですが、内容におぼえがあったことと、無料券が添付されていたことで、

「あっ!当たったんだ」と認識。

チケットの使い方を確認。

けど、年末に向けて仕事が立て込んでいて忙しいのと、寒いところは苦手なので、まだ雪がないであろうシアトルにしました。東海岸でもよかったのだけど、せいぜい休めるのは2日と半分くらいの日程だったので、なるべく近場にしました。

他の理由は、「シアトルはビールが美味しいことを知っていたから。」ですwww

さてさて、明日からのシアトル旅行。楽しみです。

家庭から離れて、完全な遊びで旅行にいくのは、(訪問とか介護とか、勉強や講演会も関係なく)たぶん結婚後初めてかもしれない。さてさてどんな一人旅になるのか、楽しみです。

すごい機会をいただいた旅行会社さんには、感謝感謝です。たぶん、子供たちも大きくなったし、人生の休息のご褒美なんだろうなーとおもいつつ、噛み締めて2泊3日の旅行を楽しんできまーす。

 

 

インフルエンザのワクチン接種

インフルエンザのワクチン接種を先日受けました。わたしは五年前に、悪性リンパ腫をやっているので、医者様からのワクチン接種を受けて、しっかりと防御するようにというお達しが常にあるので、逃げることもできずwww、接種。悪性リンパ腫の話は、下記にまとめてあります。

www.yumikubo.com

小さい時から「バカは風邪ひかない」と言われていたのですが、(南大阪出身なので、まわりは辛辣)ついにワクチン接種をうけたことで軽いインフルエンザのような症状が出ました。

ことしは咳がでるインフルエンザが流行るんだろなーとおもいつつ。こうやって人工的に何かをしないと、やはり風邪はひかないわたしでした。

熱も大変出にくい体を持ち合わせております...。

1年半ほど泳いで変わったこと

アメリカは、ここ数年コロナの影響で、なかなか外に出れず、大変でした。渡もでれないので、24時間彼と家の中で過ごすことが多く、このままだとダメだと思っていたら、ジムが解禁になりました。機械を使うとかはちょっと渡が綺麗にふくのは難しそうなので、水の中だとコロナにうつる可能性は非常に低いし、アルコール消毒もしなくていいと思い、プールに通い始めました。通い始めて一年半。さて、わたしはどんな体型になったか?ということですが、体重は2kg増えました。お腹周りには、浮き輪がついた気がします。プールは、わたしは大嫌いで、泳ぎ方が正しくないので、ウエストが減らない。

あぁー、体重増えちゃったなーとおもっていたのですが、ことごとくTシャツが入らなくなってしまい。けど、なにかおかしい。

あれ?入らないのは、ウエストまわりじゃなくて背中がきつい。

おかしいと思い、背中を鏡に映して撮影してみた。こうなってました。

怖い、怖すぎる....。マッチョの兆しだ...。

けど、プール通いは止めれないので、観念してこのままプールに通い、完全マッチョを目指すしかないかもしれない...。

Tシャツは買い直しだなー。

えっ?もしかしたら、仕事用のジャケットもはいらないなぁ...。

 

渡の買い物

わたしが地元のマラソンに出たり、息子が地元でボランティアをしたりしたら、地元のファーマースマーケットで使えるギフト券をいただきました。日曜日が地元のファーマーズマーケットの日なので、先日参戦。大量のお店が出ておりました。ギフト券をファーマーズマーケットの専用コインに交換した渡は、何を買うのかな?と思っていたのですが即効で、いちごに決定。
6パック入って、22ドル(3300円)喜ぶ渡。嬉しそうだ。おいしいいちごですが、もうシーズンもそろそろ終わりだねぇ.... 。野菜と混ぜてジュースにしていただきました。あと何日もジュースが飲めるね。よかったねぇ。

息子のハロウィーンの準備から教えてもらったこと

息子の渡のハロウィーンの準備。

精神の発達遅滞も持ち合わせている彼の精神年齢はたぶん、幼稚園児くらい。自分もお菓子をもらう側になって、仮装してご近所を回りたいのだと思う。普通の日本の若い人たちでも、大人になっても仮装して、渋谷に繰り出して騒ぐ人たちもいるわけだしね。けど、彼は自分で宣言しました。
「僕は大人なので、お菓子を配ります」
と。

自分で働いて稼いだお金から、子供たちに配るお菓子をあれでもない、これでもないとお店を何軒も周り、子供たちが好きそうなものを必死で買い集めました。子供たちのために、絶対に妥協はしませんでした。全て自分のお小遣いからの支払いです。飾り付けも、とびぬけた飾り付けをできるわけでもないので、彼なりにメモみたいな紙に絵を描きました。お姉ちゃんがいたらお姉ちゃんに頼んでかっこいい絵を描いてもらったのでしょう。母の私は絵が全く描けず、鳥を描いたつもりが魚になってしまうレベルなので、母には頼めない。親バカと言われてもやっぱり単純に

「すごい!」と思う。自閉症って他者を思えないとか、自分のことしか考えられないわけじゃない。自分の殻に閉じこもっているわけじゃない。ただ「人に伝わるような表現が難しいだけなんだなー」というのがよくわかったここ数日でした。だってね。回ったお店は息子から指定されたお店7軒ほど。ネットでずっと欲しいお菓子を売っているお店を探していたみたいだ。わたしだったら1軒のお店でまとめて買って、終わらせちゃうと思う。
「どうせ貰い物だし、祭りなんだから、なんでもいいやー」

みたいな感じで。渡は、お店では、

「これはダメだ。子供が好きじゃない」

と買わない店もありました。このチョコをもらう子たちに、そのことが伝わるわけでもなんでもない。けど人を思う気持ちって、伝わる伝わらないじゃなくて本当にその相手の立場にたって、誠意を尽くす、そんなものなのかもなーと教えてもらいました。母もいろいろ学べて楽しいハロウィンの準備です。渡を信じて、お仕事をくださっている方の協力もあり、揃えることができたハロウィンのお菓子です。ありがたい限りです。

 

土曜日の過ごし方

土曜日の朝。久しぶりに息子と一緒にいつもの地元のレストランで朝ごはん。サイドのハム。どう見てもサイドの料理じゃなくてメインのハム。

なんだかコックさんも渡のことを知っていて、大きめのハムにしてくれている。ここにくるとみんな渡が自閉症と知っているので、言葉が出にくい渡が、しゃべりやすいように、簡単な質問をしてくれる。こういう地元の田舎の匂いのするレストラン。もうこの辺りではここしか残ってないかも。

 

さて、ディズニーランド

日本から帰ってきて、すぐにディズニーランドに向かいました。

渡はおねえちゃんにもお姫様にも会えるというので、おおよろこび。お姉ちゃんがホテルをとったりレストランを予約してくれたり、全ての準備をしてくれました。

ホテルのエレベーターはこんな感じ。

そうだよねぇ。ホーンテットマンションなんだもんねー。このホテルもwww

出かける前に腹ごしらえ

渡は念願のお姫様に会う。

記念撮影。

さらにお姫様

おぉぉ!3人目のお姫様で、念願のエレナ・アバローに会えた!これはすごい。というのは。娘は大学時代にもディズニーランドに遊びにきて、わたしと渡と一緒にパレードを見ていました。

その時にこのお姫様がでてきて、わたしは知らなかったので。

「えっ?あのお姫様って誰?」と聞いたら香穂が

「えっー!やっぱテレビ見ないとしらないかー。この人はエレナ・アバローというお姫様で、今テレビで一番人気があるんだ。わたしの夢はこの人の番組を作ることなんだわ」と言ってました。当時は、「この子、めでたいわー。」と心の中で思っておりましたが、まぁ、夢を持って生きるのは良いことなので、「そうなんだーがんばってね」と話しました。

それから数年がたち、娘はディズニーテレビに入社。

最初は違う番組をつくっていましたあ。虎視眈々とエレーナの作成チームに入れるチャンスを狙っていた模様で、ついに制作グループに入れました!すごい!

いうことで、このエレナ・アバロー(邦題:アバローのプリンセス エレナ)

エレナとお話もできて、娘は「私、あなたの番組を作成するチームにいたんだよね」とお話し、お姫様のエレーナから「私の物語を作ってくれてありがとう」というお言葉をいただきました。なんだかコアなファンの変な家族でございます。エレナとも記念撮影。

現在は、アリスワンダーランドベーカリーを作っている娘。三歳くらいの子供がみる番組を作りたいという夢が叶ってるね。

強く望むと夢って叶うんだ。よかったねーと思った今回のディズニー旅行でした。

 

仕事です

さてさて本日より1週間びっちり仕事です。

昨日の夜は、ガソリン補給。

ということで、最高級のハイオクガソリンをいれたので、もう朝から元気すぎます。1週間ばっちり仕事しましたが、仕事のことをここにあげてもおもしろくないので、1週間のブログは割愛。

次はディズニーランド旅行をブログに書いていきまーす。