自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

いざ!サクラメントへ

カリフォルニア州都 サクラメントに向かいました。渡が来週から夏ぐらいまで仕事が忙しくなるので、今のうちに遊ぼうということで。

まずは自動車博物館へ。鉄道博物館が好きなので、クラッシックカーをみつけるごとに

"Mom! Classic Car!!"

と叫ぶ渡は好きなんだろうと。

到着してすぐにつれていったのですが、ざっーとみただけで、

「クラッシックカー」

だけ言って、飽きた。むちゃくちゃ燃費悪いわー!!

時間をもてあましたので、Old townを歩く。

いろいろなキャンディー屋さんもあって渡は大喜び。

さてさて、夜はママのお付き合い。

Hoppy's Railyard Kitchen & Hop Garden

というビールやとレストランを兼ねたところ。

Sacramento はビールやとコーヒーやがおおいところなので、わたしには最高の場所です。ホテルからも歩いて行けるし。

飲み比べ。なかなかいける。

すっかりわすれていたのは、この辺りには、ジュースの炭酸のようなものにアルコールをいれたのがあるということ。これ。わたし苦手なんだわ。けど、ビールリストに並んでいたので、油断してどんどんオーダーしていたら、でてきた。

ないわー。

これ、ジュースのグループに入れておいてほしいわー。

 

映画:愛しているって言っておくね

この町山さんが紹介しているアカデミーで短編アニメ賞を受賞した「愛してるっていっておくね」は、もう無理。フロリダの銃乱射の話です。涙無くして見れない。最初から泣いてしまう。ネットフリックスで見れる短編映画です。会話はないので、どの国の人でも見れます。ぜひみてください。
私自身も娘と息子が小学生のころ、911のアメリカ同時多発テロがありました。すぐにカリフォルニアでも同じように同じ時間にテロが起きると言われて、子供たち2人は学校にいっていて、息子は、じっとはできないのでたぶん動いてしまって、射殺されるんじゃないか?と思った時の、口から心臓がでそうなあの怖さ。息子の先生は、この事件がおこるやいなや、すぐに学外に出るために、歩いてマクドナルドにスペシャルクラス(特別支援学級)の子供達を引率してくれて、避難。すぐに学区からも連絡が入り、マックまで子供を迎えに行きました。まさか犯人もマックに子供が避難してるとは思わないよね。この安全な場所の感覚がすごい!普通の広場や運動場で自閉症の子供達が静かに座って待機なんてできないからです。すごいわーアメリカの先生と思いました。
銃と子供の心配は切ってもきれないアメリカです。


www.youtube.com

 
わたし、子供が射殺されたら、生き抜く自信がないわ。自分になにが起こっても最後まで潔く、人生を受け入れて、しっかり生き抜くと思うけど、子供の事は無理だわ。

自宅に戻ってきた!

楽しい旅行も終わって、自宅に戻ってきました。

シリコンバレーもいいお天気で走り始めるまではまだ寒くて、走る気力がうせるのですが、走り出すと気持ちがいい。

結構走ってしまった。

実は、金曜日から今度は、カリフォルニアの州都のサクラメントに行きます。

たのしみぃ。

さてさてサンディエゴからもどります。

さて、サンディエゴ最終の本日。

地元の朝ごはんやに行ってみた。みたこともないメニューがちらほらある。メキシコとの国境線がある都市なので、知らない食べ物があるんだろうなーと。

このエッグベネディクトもサンノゼでは見たことがない。

なんだか甘い緑のソースでした。

何のソースなんだろう?なかなか美味しかったけど。サンディエゴで驚いたことは、とにかくどこのスーパーにいってもすごい数と種類のアイスクリームを置いております。

私たちが行った時は、まだそれほど気温も上がらず、いい感じでした。

帰りの飛行機は、遅刻が大嫌いな渡は3時間前から空港に行きたがり...。いや、国内線だってばぁ。国際線でもそれは早すぎる感が。たしかに、大学の授業の時も、誰よりも早く教室にはいり、前のクラスの黒板の汚れを綺麗に拭き、磨き上げていた。大学生活の間、一度も遅刻しなかった息子。こういうことなのね。けど、母は空港で退屈...。

今回の息子と2人で2泊3日の旅行は、まるで助手を連れてきたようだ。もう脱走することもないし、荷物は全て持つし。困ったことといえば、動物園の説明で、綺麗なお姉ちゃんが動物の説明をしてくれたのだけど、動物のほうじゃなくて、お姉ちゃんの方ばかりみてしまう。困ったなーと思った。けど、ふと渡の隣に立つ、小さい子供を連れたお父さんが、私の視界に入ったのだか、彼も動物じゃなくて、お姉ちゃんばかり見ていた。まぁ、渡も普通だということかー....と思ったけど...。やっぱ、なんか違う方向な気がする。

世界一大きいのでは?と言われる動物園へ

まずはわたしは朝のランニング

海辺は気持ちがいいので、それなりに走ってしまった。

さて、ホテルにもどって朝ごはんを食べに行きます。

名前を忘れた料理だったけど、これは美味しかった。

いざ動物園へ

入り口のライオン、圧巻。

麒麟の親子は可愛すぎる。

春なので、色々な子供がたくさんいました。

渡は見たかったホッキョクグマとゾウが見れて、興奮。

渡曰く、「彼らは、12月24日が一番、忙しいので、普段は、ここでのんびりしてていいんだ」と言うのは、この子達です。

動物園で6kmあるき、朝7km走ったので、結構疲れてきた私。けど、もう一つ行きたっかった所が。

このお花畑です。4月が一番綺麗だそうです。

綺麗だったー。

暑くて、麦わら帽子をかぶる渡は、ここのお庭の手入れを手伝っているボランティアの人にしか見えないが。

さて、夜はホテル近くの海の見えるレストランで夕飯。

鳥がやってきた。

 

「この子の名前は“Seagull”だ!!」とスペルまで渡に言われて教えられたのですが、どうしろと、、、。紹介された白い鳥の彼は、フレンチフライのおこぼれを待っているのですが、もちろん貰えない。ただ名前を呼び捨てにされただけな鳥。”Seagull”

 さてさて、明日は帰りますが、二人旅もなかなか珍道中でおもしろく、今度からもう少しマメに渡と旅行に行こうと思うわたしです。

来週から秋まで渡は、お仕事が大忙しになる予定なんだよなー。

いざサンディエゴへ

さて早朝から起きて、出る準備。

コロナのおかげで、空港がどんな感じなのか?も掴めないのでとりあえず、非常食になるお握りは作って持参。空港でものすごく並んで食べ物を買うとなったら、自閉症の息子は、2mの正しい距離を保ったまま長時間待っての購入は、無理なので。

空港では無料で布マスクが配られていました。

地元の空港から渡が大好きなサウスウェスト航空にのります。

お姉ちゃんがいつもこの飛行機で帰省していたので、大好きなんだとさ。ちなみに渡が一番好きなのは、ANAです。青組ですね。

なんだかんだと言っていても、あっという間にサンディエゴに到着

 

到着した今日は、渡のお目当てのBook offに行きます。

お小遣いから自分の好きなDVDや本などを購入。

大満足です。

ダウンタウンに繰り出して、お昼ご飯を物色していたら、見つけださなくてもいいパスタのチェーン店を発見した渡。渡はパスタが大好きなのでチェーン店の名前は全力でいろいろ覚えている。

今回みつけたのは、オールド・スパゲッティ・ファクトリーです。古いお店でパスタがおいしいわけでもないけど、コースになっていて、やたらと量が多い。

枕なパン、洗面器なサラダと3人前はあるのでは?と思うメインのパスタ、2人分のアイスクリームです。まぁ。これくらいは完食できるので、食べて、いざ、コロナドというサンディエゴの対岸にある小さな街へ。

船に乗って向かいます。

渡は船が大好きなので、大喜び。

「しっかりと棒に捕まりなさい」と母にいわれて、こわくもないけど、捕まる渡。

彼は、到着しても別に目的はなにもなく、することもない。船に乗るだけだった渡。

けど、私は地ビールを飲むという使命が。

地ビールを飲んで、大喜びのわたしです。

お店にも「水は貴重なので、とっておいて、ビールを飲むように」と書かれている。

いいねぇ。いいねぇ。

 

ご機嫌よくホテルにもどりましたが、ホテルの方が気を遣ってくれて海が見える部屋にっしてくださったので、渡は窓にへばりついている状態。

景色がいいです。

さてさて、明日の計画をチェックです。明日は、動物園とお花を見に行く予定です。

 

San Diegoに行くことになったので

明日からSan Diegoに行くことになったので、用意をしているけど、本日他にしたことは、障がいをもつ子供さんのお母さんとオンラインでお話し。みんなすごいわー。勉強熱心。わたしが若い頃はこんなに勉強していなかったかも。

数日、死ぬほど好きなお店のビールが飲めなくなるので、とりあえず、飲んでおく。

さーて、あしたから楽しみだ!

夏休みが4月にくるということ

 昨年の夏はCovid19 のおかげどこも行けなかった渡。今年はどうするか?と話していたのですが、今年は仕事がたくさん入り、大喜びの渡。

「もうこれで、今年の夏休みは完璧だ!!」と思っていたようです。

けど、それじゃーまるで仕事中毒の人みたいだよーということで、サンディエゴっていってみない?と誘ってみたら、大喜び。

わたしも行ったことないので、サンディエゴに明後日からいってきまーす。たのしみぃ。

大阪大学で遠隔授業してきました。

大阪大学で遠隔授業しました。

いやー、これは非常におもしろかった。金曜日の朝一番の授業なので、みんなまだ眠い。さらに自宅からの生徒も大量にいる。もう椅子に深く腰掛けてるというか、椅子からずり落ちそうな体制で挑んだ最初の数分。わたしが話し始めると、どんどんみんなが前のめりになってきて、魚眼レンズで見るかのように生徒さんの顔がどんどんカメラに近づいてきた。

そりゃそうだろうなぁ。みんな初めて聞くような話だったと思う。障がいのある人のことについてや、その家族について、その生活の中身の話とかも初めてだったと思われる。アメリカでの会社経営もしかり。なんと質問が139個もでている!みんな真剣に社会のこととか生活のこと、人生のことを考えていて、読んでてすごくおもしろい。全部答えるからねー。待っててね〜。

 

猫のこと

我が家の長女の猫。ハーミーが3月30日に虹の橋を渡りました。推定8歳。

というのは、野良猫だったので、年齢が2歳くらいだろうということでした。

引き取った時から、いびきを掻いて寝るような変わった猫でした。今、覚えば、喘息が生まれた時からあったんだね。

けど、相当頭もよくて、渡が「他の人の目を見るのが苦手」とすぐに理解して、いつも渡の背中に乗ったりしておりました。

あとからきた男の子の猫たち、アポロとアテナのいいお姉ちゃんで、彼らはハーミーに一目おいていましたが、ハーミーの興味をひくために、必要のない喧嘩をしたりして、

「おねえちゃん、アポロが悪ぃぃ」みたいなお姉ちゃん取り合い喧嘩もしておりました。

数ヶ月前から喘息の発作がよく出るようになり、3月に入り、重篤化してきました。

病院につれていったものの、なかなか吸引の薬がうまく飲めず。

結局30日の朝、息苦しくしていて、わたしはとにかく渡を会社につれてゆき、家に蜻蛉返り。出かける時はまだ息があっけど、帰ったら亡くなりました。

数ヶ月、よく頑張ったと思います。

残った2匹の猫は喧嘩をする意味もないので、なんとなく元気がなく。いつもは静かでお利口なアポロ。渡の膝にしか乗らず、なぜか渡にだけしか抱っこされることを許しません。

こんなアポロもとりあいをするお姉ちゃんがいなくなって、アテナに喧嘩を売る意味もなくなり、元気がない。なにをしていいか、わからない感じです。

で、渡が寝転がって、iPadでゲームしていたら、ちょっかいを出す始末。ついに渡に怒られてしまいました。

凹むアポロ。

寂しくなりましたが、ハーミーには

「天国にいったら、前の猫のウィンディもいるよ。ちょっとどんくさかったけど、いい子だから仲良くしてね。わたしの母も祖母も祖父もいるよ。みんな絶対に優しくしてくれるから、安心して天国で楽しく過ごしてね」と伝えました。

ウィンディが海を見た時のことを思い出したわたし。

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ハーミー、よく頑張ってくれてありがとう。渡にも優しくしてくれてありがとう。かけがえのない私たちの家族でした。仲良くしてくれてありがとう。