自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡のドッグシッター

きのうから、渡は、ドッグシッターをしています。お友達が旅行で、そこの犬を自宅につれてきて、遊んだり、散歩に連れていったりしています。犬というのは、どうも自分で家族の中に順位をつけて、自分は、下から2番目。と思っている気配があります。私も昔、犬を飼っていたので、なんとなく同じ感じかな?と思っています。けど、いま預かっている犬は、渡より自分が上だと思っているので、ドッグシッターをしてるというより、渡が、犬にベビシュターをしてもらっている感じです。渡のほうも「僕は犬よりは、上で、僕が犬の世話をしている」と思っているので、案外ぶつからず、譲り合いの精神がどちらにもあり、とてもいい感じです。なんか、大人の付き合いっていう感じです。

散歩に出ても、渡がふと気になるものがあって、立ち止まると、犬もきちんと渡が歩き始めるまで待っている。犬のほうが、ニオイをかいだりして、たちどまると、渡もきちんと動くまで待っている。遊ぶにしても少し犬のほうが譲っている感じですね。ほんと、どちらもあまり言葉をあまり話さないだけに、お互いがよく思いやっていて、見ていて微笑ましいです。けど、この犬は、香穂に対しては、対等だと思っているので、遊ぶにしてもなにするにしても100%力をこめて遊ぶので、柴犬といえども香穂も「真剣に遊ぶと結構つかれるよ」と言っています。さて、明日は、渡とこの柴犬は何をして遊ぶのやら・・。