早朝、新大阪から山口県へ向かいます。
新山口で降りて、仕事!
けど、なんだかんだで思ったより早く終わったので、今夜の宿泊施設の松田屋ホテルのある湯田温泉へ向かいます。
中学生の頃は中原中也が大好きで、読みまくっていた私でしたが、まさかこの年齢になって、彼の生まれ故郷に来るとは思っていなかった。
むちゃくちゃ期待して、中原中也記念館に行ってきました。行った写真がこちら。
臨時休業でした。ないわー。と思いつつ、「また来なさいっていうことだな」と思うようにしました。日も傾きかけた頃に、松田屋ホテル到着
中には、資料館もあり。幕末の興味のある資料が大量に。幕末好きな私としては、もうお宝です。
庭には、西郷、木戸、大久保の会見したところが。
ホテルの方と色々お話していたのですが、
「まー1回会ってすぐに政権の話をしたというだけではなくて、何度も色々なところで話し合っていると思うのですが、正式に文書として残っているのがここの松田屋ホテルだ、ということのようです。」
の言葉に興奮する私。
さらに面白いのは、この湯田温泉のポストはほとんどが白です。
ここで生まれ育った人はポストは白だと思うのじゃないか?と思うくらい全部この狐のポストです。
というのも、この近くにある権現山の小さな池に毎晩足をひきづった白い狐がやってきて、池に足をつけて、明け方山の奥へと戻って行ったそう。7日目の明け方には、すっかり元気になって狐が足を引きすらずに山へ帰るのを見た和尚さんが、なぜだろう?と思い、
池に手をつけると池が暖かいことに気がついたという。それで村人がそばを掘ると熱いお湯がどんどん湧き出して、見事な仏像も出てきたそう。それ以来、湯田温泉は、「白狐の湯」として伝わっているということでした。ほぉ。それで狐なんだーと理解した私です。
さて、宿での夕飯のお供は、、雁木、獺祭、貴をいただきました。
ご飯もフグのコースで最高。(九州ではにごらずふくというそうです)
料理の写真はここにはあげないです。いろんな人があげてると思うし、すごい種類だったので、料理図鑑になってしまうので。
松田屋ホテルは本当に居心地が良くて、お湯もアルカリ性単純泉で大変入りやすかったです。
さてさて、明日は大分へ移動です。