新型コロナで、多くの居酒屋さんなどが経営が難しくなってきています。
先日も記載しましたが、
私が京都にいくと通うお店、ほらほら。
京都駅から徒歩5分。多くの人が並ぶたかばしのラーメン屋さんのお隣にあります。
先日も記載しましたが、こちらも他のお店と同じく、新型コロナの自粛の間は、お店を開けることができず...。ほらほらがなくなってしまっては、私と開発リーダー、京都にいる共同創業者の id:reikon とで行くお店がなくなってしまう。ということで、お店にあるハリセンボンの命名権を購入。そうしたら、なんと!最低限の分だけお店にまわし、龍谷大学の寮にお弁当を配達してくださいました。
それもなんと、6月29日まで16回分。毎回内容が違います。凄すぎる...。
自分のお店が、継続が難しい、新型コロナがどうなるか?誰もが自分自身が不安でしょうがない時に、会ったこともない学生の寮に毎回違うお弁当を作ってくださいました。
私がシェフだったら、毎回、唐揚げ弁当にしそう...。
それも内容がまたすごい。
例えば最終回の大16回目のお弁当の内容
すごー。こんなお弁当まで...。
三種類のイカを酒・みりん・醤油・石川県のイカの魚醤・砂糖で煮付け下味したもので炊き込みご飯をお作りしました。
16回。毎回内容が違います。
私は母親ですので、子供たちのことはいつも心配です。娘は18歳になる前に(10月生まれだったので、8月末から大学が始まるので、17才)我が家を出て大学の寮に入りました。大学の寮は夕飯と朝ごはんがついているので、食事の心配はいらないのですが、心配しました。すでにもう家をでて10年たっても自分がご飯を食べる時は「香穂は、ご飯食べたかなぁ?大丈夫かなぁ?」と心配します。娘は食べることが大好きですので、食いっぱぐれることなど絶対にないのに....です。
新型コロナが流行り出してから、娘はLA郊外で一人で暮らしているので、ご飯食べたかな?とか、さらによく考えます。
龍谷大学の留学生の人たちにも家族があって、その家族の方達は、日本のことなどはあまり詳しく知らないと思います。4月から1年生という留学生の方は、ご本人も日本語もまだよくわからないと思います。
そんな時に、新型コロナの騒ぎですので、もう母国で、心配で心配でしょうがないでしょう。体は大丈夫なのか?ご飯は食べれているのかしら?
そんな中、今だと学生さんたちは、お母さんがあまりにうるさく「大丈夫なの?」とメッセなどで聞かれると、お弁当の写メなどを母国に送ったりするのでしょうね。
このお弁当の写真をみて、お母さんはほっとされることだと思います。
本当にほらほらの店主の方には、頭が下がります。私だったら、もう自分のこととお店で手一杯で、留学生の方の心配までできないと思う。私もこんなふうに、大変な時でも他の人を思いやれるくらい、心広く、情に厚い人になれればと思います。
店主の方は、大変だったのは、やはりメニュー作りで、もともとすぐに食べれるような鮮度が高いお魚などを鮮度高いまま、食べれるように工夫なさって取り扱ってらっしゃるので、時間がたってから頂く大学生のお弁当というのは、作ることもなかったと思います。
ぜひ、みなさまも京都のほらほらに行ってみてくださいませ。全てにこだわったメニューで、どれをとってもはずれませんよー。
さらに、日本酒の揃えばすごいです。あーー。書いてるうちに行きたくなってきた。