自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の新しいプログラムの1ヶ月後の打ち合わせがありました。

渡の新しいプログラムに移動して1ヶ月経ちました。渡の希望が、午前中は、ボランティア活動をし、午後からは、お仕事をするというのが希望でした。さらに、ボランティアは、いままで4年ほど飢餓撲滅のボランティアをしておりましたが、もう一つ会社などで必要のなくなった文房具をNPO団体に整理整頓して配るというボランティアをやりたいと言い出しました。

この新しいボランティアには、付き添いが必要だそうで、私が付き添うのはちがうので、どうしようかな?と思っておりました。そうしたら、お友達が教えてくれたプログラムに、そのどちらも通えるというのがあり、そこに移しました。友達には、感謝、感謝です。

まー大変だった…。とにかく、福祉関係の事務所が動いてくれない。書類が止まったまま。連絡はとってくれない....で、数ヶ月かかり、私はすっかり何もできない状態に..。とにかく止まっている書類を動かすのが超大変。母亡き後、この大変な手間のかかることを誰がやってくれるのか?と不安になりました。

その福祉事務所の方がこの打ち合わせにもでてきてくださりました。けど、見事に30分遅れで参上。プログラムの上の方もみんな首を振りながら待っておりました。到着するなり、

「私が思っていたよりここにくるのは、時間がかかったのよー。」

とのこと。

「目的地までかかる時間は、GoogleさんやAppleさんが教えてくれるので、あなたがなにか思ったり考えたりする必要はない!」と言いかけたけど、ここはぐっと言葉を飲み込む。私、大人になったわー。

とりあえず、とにかく渡はご機嫌で自分のボランティア活動を2箇所でスムーズに行えていることがわかり、ほっとする私。

飢餓撲滅のほうも、場所はかわったものの同じNPOです。働く場所が変わったのでどうなるか?と心配していましたが、スムーズに入れている模様。

自閉症の渡がどのようにボランティアの人たちにどのように受け入れられたか?という話は明日書きます。とりあえず、ほっとしたけど、この福祉事務所の方とどうやって付き合っていくのか?というのが私の当面の課題です。