自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

どんどん閉まるシリコンバレーのレストラン

シリコンバレーのレストランがどんどん閉まってきています。残っているのは、大手チェーン店の店舗のみという感じになりつつあります。

思いっきり悲しかったのは、Rock bottomというビール屋さんの閉店のお知らせ。

私たち家族はここに30年通っておりましいた。ほぼ、開店と同時にずっと通っていたわけで。

突然、朝の8時に閉店が知らされたそうです。ここは店舗数は少ないですが、チェーン店なのです。それがカリフォルニアの全店舗を閉鎖ということになったようです。

ここは、私たちにとっては本当にありがたいところで、娘が小さい時にマカロニチーズを食べたくて、私が作ったのだけど、どうも外のレストランで食べたものと違う。このレストランで訳を話すとそのマカロニチーズを見事に再現してくれたり。

ある時は抽選会があって、見事に渡がお土産のバスケットを当てて、プレゼントをいただき、ビールも無料なんていうのもありました。

渡は大人になった今でも、このレストランの前の散髪屋で髪の毛を切り、そのご褒美にこのレストランに行くと決まっています。

渡の自閉症にもすごく理解があるお店で、小さい時に、叫ぼうがなにをしようが、絶対に普通に渡に話しかけてくれました。

渡のPTA会の資金集めの時も、このお店が、景品としてギフト券を出してくださいました。

この閉店の話で家族で一番悲しんでいるのは渡でしょう。地元に根付いているお店でないとこんなに心が温まることは、できません。

sanjosespotlight.com

本当にがっかりでした。