自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

我が家の新しい家族

1月12日(月曜日)に我が家に新しい家族が加わりました。

我が家のWindyがなくなって5年。脳腫瘍でなくなった猫でした。

Windyってこんな猫でした。こちらをクリック。→海を見た猫

香穂の大学も落ち着いてきたし、渡もだんだん大人になってきたので、2人で責任もって飼えるだろうなーと。日本から戻ったら、探そうねと言っておりました。日曜日にシェルターに行ったのですが、渡と気の合う猫がおらず...。うちに住むからには、やはり、渡と仲良くなってもらわないと、猫もかわいそう、渡もかわいそう、気をもむ香穂もかわいそうです。

1軒目に行ったシェルターでは渡と合いそうな子がおらず...次の日。2軒目。家の近くにシェルターが場を借りて猫を展示しているところで、なんとWindyに似た猫がいた。もうこの子に渡がぞっこん。

久しぶりに会った!とでもいいそうな感じで1匹と1人の周波数が非常にあっている。

すぐに手続きして家に持って帰ってきました。

そうすると渡はもう嬉しくて、笑が止まらない。こんな感じです。

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笑いすぎて、目がなくなってる...

名前は、ハーミーになりました。ギリシャ神話のエルメスからとったのですが。エルメスは男性名なので、英語発音のヘルメスを短く可愛い女性ニックネームにするために、ハーミー。

彼女は、なんとここ4日間、激動の日々。シェルターの人も詳しくしらないと言っていたけど、どうも推測するとこう。

どこかで飼われていたけど、妊娠したために捨てられた。それを拾われてどこかで、子供を産んだ。その子供はすぐに引き取り手がついたけど、母親の彼女は引き取り手がつかず、ずぐに避妊手術。手術後であることや、子供と引き離されたこともあり、気がたっているので、そのまま我が家の近くのペットショップに送り込まれた。そこは、個室があり、シェルターの本拠地のように多くの猫がいないので、術後の彼女ものんびりできるだろうと。

そのペットショップについて、10時間も経っていないところに私たちがやってきた。そのまま書類手続きが終わり、我が家に連れて帰ることに。4日間で、3箇所も住むところがかわり、子供は失い、手術はされ...どんな人生やねん!!という子でした。ところが、なんだか、母性が働いたのは、渡と香穂と仲がいい。

シェルターの人から、

1週間は部屋から出さないで、家族以外の人とは会わせないように.

とのこと。傷口がふさがるまで、精神的に落ち着くまで、ということだったんだと思います。

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推定年齢1歳。人間でいうと17歳から20歳くらいでしょうか?性格的にはあまりどんくさくなく、非常に賢そうです。足音は一発で聞き分け、誰の足音が来たときに部屋から出れるか(すりぬけるか?)をすぐに判断していました。

けど、結構食欲ありそう。

たぶん、桃太郎の話で、川上から流れてきた桃の音を「どんぶりこ、どんぶりこ」と聞くのではなく、「どんぶりご飯、どんぶりご飯」と聞きそうな体育会系です。

さて、これから、長く私たちの家族として、仲良くしてね。