自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

CESで総務大臣政務官である藤川政務官にお会いしてきました。

帽子屋さんの話しがTwitterで皆さんにretweetされて嬉しい限りです。少しでも自閉症の方が住みやすい社会ができればなーと思います。自閉症は、各自違いますが、声をかけてもらえることは、非常に嬉しい事ですし。この帽子屋さんの件はまた後日にでも。

さて私は現在ラスベガスにおります。CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー ) の為です。こちらで総務大臣政務官 藤川政務官との会合がありました。アメリカの特別支援教育の件、起業の件などお話しさせていただきました。

詳しくは政務官のブログ こちらです。→夢ひとこえ

他にも総務省の方ともお会いでき、今後の日本の福祉や特別支援教育についてお話できました。CES会場入り前に、特別にお時間を取って頂き、いろいろお話で来た事は本当によかったと思います。

アメリカで自閉症という障害を抱えて、息子が学校でどのような教育をうけていたか?親の私自身が必要だと思った事や日本であればいいなーと思った福祉サービス、現在必要な事なども遠慮する事なく、どんどん話させていただきました。

お会いする前は、ここで遠慮してはいけない。同じようにいろいろな障害をかかえる子を持つ親が困ってる事を出来る限り伝えると言う気負いがあったのですが、政務官は真摯に耳を傾けていただいたので、話しやすかったです。

起業の環境については、やはり日本ではまだ足りない部分などもありますので、もっと女性や母親が安心して活躍できるような社会の仕組み作りなどがあれば、と話しておりました。

こういう声を少しづつ出して行く事がいろいろな人が住みやすい世界の最初の一歩になるんじゃないかな。と思います。千里の道も一歩から。これからも多くの人たちにお会いして、みんなが住みやすい社会になればと思います。他にも多くの方々に会えてよかったです。

今もまだラスベガスのホテルですが、とりあえず日本茶を飲んで、明日の準備にとりかかります。