自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

今回、最後の大学見学

今回のロス旅行の最後の大学見学です。

Chapman Universityです。

ここはディズニーランドから、車で10分。立地的にもとてもいい場所で便利です。

到着するなり私たちは、金曜日だけイレギュラーのスケジュールで行われている9時半からのツアーに参加。

ツアーをしてくれる学生のコたちが何人か来て、見学者をグループで適当に分けました。

私たちのグループは、私たち家族と、ユタ州から、来たもうひと家族のみの見学ツアーです。

ユタ州から来たお母さんというのは、すごい!

ファイルを持ち、見学する大学のチェックリストを持っていて、その紙に質問事項がかかれていて、次々とツアーの話を記入してゆき、ガンガン質問してゆきます。

私は、渡を見てるだけで大変。なんか、たじたじです。いろんな質問を、同じツアーグループのお母さんがしてくれるために、私たちもいろいろなことがわかりました。が、私は英語ができないので、香穂がいろいろわかったようです。

香穂から、かいつまんで聞くところによると、この学校は総合大学だけど、音楽に強く、前ローマ法王の前でも何度も歌ったことがあるらしいです。前のローマ法王

「僕、自分の国のコーラスよりChapmanのコーラスのほうが好きなんだよね」

といったのは、有名は逸話だそうです。

この大学、最新の設備を兼ね備え、どんどんと機材を導入するし、新しい校舎建てています。

映像関係もこの大学の得意分野で、授業初日から、もうすぐにカメラを持ち、撮影してゆくようです。

同じグループだった男の子が

「僕、この大学以外、行きたいところは、ないんだよね」

と言ってましたが、本当にその通り。音楽が得意な大学というのは、西海岸にそれなりにありますが、総合大学で、ここまで設備が整い、最新の勉強や実技、インターシップまでをカバーするところは、ないでしょう。すごいです。独特の勉強の仕方を採用している魅力ある大学です。

一緒に回ったお母さんが香穂があまりに静かなので、いろいろ話しかけてくれました。

「どこを見たの?」

「Harvy Muddとか。。。」

「あっ、あそこは、よかったでしょう?うちの息子の友達で優秀な理系のコは、みんなあの大学に行きたいと行っているわ。

あなたもそう?」と聞かれて香穂は、

「そりゃ、はいれれば、見た大学はどこでもいい。」

というな答えをしてました、そうだよね~!と思って、うんうん、入れれば、そりゃ、香穂が最後までちゃんとツアーに出て見学した大学はどこでもいいよね。入りたいだけでは、入れないのが大学だよね...。

話を戻して、この大学の生徒は、みんなまじめそうで、とにかく、学生が

「勉強するぞ!今日もやるぞ!」

みないな、意気込みと大学を愛する気持ちが伝わってきます。雰囲気が初々しくて、はじけています。

あの私が大学生だったころに学内に蔓延していた、「だるだるした雰囲気」があまりない。

次々とつあーは、すすみ、音楽の部門の見学です。コンサートホールも2つあり、そこでは、日々著名な演奏家がやってきて、学生は、安価もしくは、無料でコンサートが見れるそうです。日本では、クラッシックコンサートは高いし、このコンサートを毎日のように見に行くだけでもすごい価値があります。

画像&絵の関係の学科は、校舎は、違う場所にあり、(ここから車で数分)現在最新のものを建てているので、見学はできませんでしたが、ハリウッドにもつながりがあるので、ここも有名な人が訪れて、いろいろな講演会等をやってくれるみたいです。

画像&絵関係の方を見学できなかったのは、残念ですが、法律学科もあります。

ここは、U.S News & Worldでは、2008年の全米大学ランキングの12位です。

香穂が前にみて、よかった、University Of South California は、香穂が入りたい学科は、全米第1位ですので、こちらのほうが入りやすいのかな?と思ったのですが、各大学でのリクエストが違うために一概にここは、入りやすい、ここは簡単とは、言えないようです。

さて帰宅です。大学のことは、明日にでもまとめましょう。

帰ってきたら、香穂のACT テストの結果が送られてきてました。

まっ、はっきり言って見学した大学に入れるような点数ではなかったのですが、地元の大学に入って、トランスする(大学2年生から大学を移る)こともできるので、この旅行は自分が大学に行くと言うことをイメージするのには、最高によかったと思います。