さて、待ちに待ったCHAPMAN UNIVERSITY(チャップマン大学)です。ここは前回試験を受けたときに私と香穂が一番惚れ込んだところです。
この大学は、学風が独特で、生徒の意見を聞き入れるのが大好きです。
他大学と比較するのは難しい大学で、とてもユニークです。この大学に受験にいく生徒は、他の大学は行かない。という人が多いようです。
U.S News & Worldでは、2008年の全米大学ランキングの12位です。の大学です私たちは、2008年2月22日にも見学にいっており、学校の独特の優しい雰囲気にも接しています。今回は、香穂の学科は合格枠が5名だったので、どうなることかと、ドキドキしましたが無事に合格しました。USCの10分の1の生徒しかおらず、みんな隅々まで目が行き届いている感じです。最初にファイナンシャルエイドに行き、いろいろ聞くと、隣の窓口に言ってくださいと言われて、
香穂と窓口の人とは、かれこれ1時間近く話していました。
私立大学は高いので、スカラーシップをとれたら、どうやってリファウンドされるか?どういうスカラーシップがあるか?等々もう手取り足取りです。ニコニコしながら、生徒の不安、私立大学にいかせる親の不安をぬぐいさってくれます。98%の生徒がスカラーシップ(返金不要な奨学金)をうけて、大学に通っているそうです。いやぁ・・・。すばらしい。香穂は遠慮するタイプなので、こういうふうにゆっくり話しを聞いてくれる人とは、きちんと話します。係の方は、
「私たちは、夏休みもやっているので、遠慮しないでどんどん聞きに来てね。いつでも来てね」
とすごく好意的。
2時ぴったりになって、面接をしてくれたD教授との話し合いです。選抜の絵のスカラーシップには、香穂は推薦されていること授業の取り方等々、普通だったら、この先生に聞かないよね。ということまで全て答えてくれます。
香穂は、
夏休みは近くの大学でどんな授業をうければいいのか?
日本語のAPの試験をうけるので、それをどうやって単位としてトランスレートすればいいのか?
他にスカラーシップはないか?
美術系は、いろいろお金がかかるときくけど、他に材料等、なにがいるのか?
シアターのスカラーシップは劇のコンテストがあるってあるけど、私、劇じゃないんだけど?
等々山のような質問をします。USCであれだけ生徒がうじゃうじゃいたら、きけない話です。
D教授は全てのことに綺麗に細かくこたえてくれて、さらに、
「あなたがこの大学にアプライをしたら、大学から、僕に○月○日に会ってねという連絡が行きます。
そのときに、9月から取る授業の内容がそれでいいのか?他に困っていることがないのか?等々を3時間ほどかけて話し合うので、その時には、もっと詳しく話せるよ」と言ってくださいました。
すごい大学だ・・生徒のアイデアに頭ごなしに
「それは○○の学部だよ!」
とか、いわないところがすごい。
ちなみにこの話し合いには、渡も参加しました。渡は、すごくいい子で、ずっとニコニコと笑い出し、D教授は、体格もがっちりして、頭も髪の毛をほとんどそり落として、すごく強面なのですが、握手をしようとしたり、自己紹介をしようとしたりしています。香穂が、
「あの先生は、いい人なんだねぇ。渡もすごく好きだものねぇ。」
と言ってました。私も少しはなして、
「香穂は、USCとUCLAに受かったのですが、どうも私はなんか、違うって思うんです」
っていうと
「2校ともすばらしい大学ですよ。」と言われました。相手校を非難しないところが、すばらしい。USCと違います。私が
「他の2校は、事務関係が煩雑で、教授もなかなか会いにくくて・・・。」
というと、
「USCとUCLAは、大きな大学ですので、生徒が、先生の名前が一致しないということはあるでしょう。私たちの大学は、最高でも30人以内の授業しかありませんので、それはありません。お母さんは、そのあたりに違和感を感じたかもしれませんね」
と言って、くださいました。そうです。まさにそのとおり~!
さて、面接がおわって、ホテルにチェックインです。今回は、ロサンジェルス空港近くのHOMESTEADに泊まりました。ここは超オススメです。台所もついていて、大きな冷蔵庫もあるうえに、隣がおおきなグロッサリーストアーでつながっているので、歩いてゆけます。周りには、オラクル等大きな会社が多く、治安もわるくありません。室内はこんな感じです。
私たちは、荷物をおろして、サンタモニカの海岸へ。そこのBUBBA GUMP
で夕飯にしました。上のロゴはそのレストランのロゴです。
香穂は食べ物の中で、エビが一番好きというBubbaの親友になれそうな子です。
その後は、渡は、ピアで乗り物にのったり大騒ぎです。
さて明日は、PEPPERDINE UNIVERSITYです。